ますだおかだ・岡田圭右がMCを務める、8月9日(日)に放送予定の「稲川淳二の怪談グランプリ2020~奇々怪々 真夏の夜話5選~」(深夜1:00-1:59、カンテレ ※関西ローカル)では、怪談師による5話の怪談を届ける。プロアマ問わず全国から集まった怪談師たちから厳選された5人が、不思議な体験談や恐ろしい話を披露する怪談グランプリだ。

【写真を見る】さまざまな表情を見せる「稲川淳二の怪談グランプリ2020」の審査員たち

■ 5名の怪談師

今年は一次審査を通過した10名の怪談師による予選会が行われ、一般審査員70名がリモート観戦で審査。総合得点が高かった以下5名が決勝戦に進出した。

イラストレーターを生業としながらオカルト研究に没頭する・由乃夢朗(よしのゆめろう)。怪談のタイトルは「行ったり来たり」。

鳥取県境港市看護師として働きながら怪談師としても活動する・神原リカ(かんばらりか)。怪談のタイトルは「古いトンネル」。

生まれた場所が階段だったという笑いにくいギャグをとばす漫才コンビ“ランドスネイル”・伊藤太一(いとうたいいち)。怪談のタイトルは「注意」。

元女ピン芸人・石野桜子(いしのさくらこ)。怪談のタイトルは「喫煙所」。

東京五反田で夜な夜な怪談マニアが入りびたるバーを経営する、まにゅ・やまげら。怪談のタイトルは「おばあさん」。

■ 怪談師5人の意気込み

決勝戦を前に5名の怪談師に意気込みを聞いた。

由乃:自分にリスクのある話をするので勝ちたいです。

神原:今できる精一杯でがんばりたいと思います。

石野:やるぞ!

伊藤:優勝して必ず1000万円をGETします!(※賞金は10万円)

やまげら:あこがれの稲川淳二さんに怪談を聞いていただくのが夢だったので全力でがんばりたいと思います。

なお、優勝は番組の最後に審査員(ますたおかだ・増田英彦、山口敏太郎、ゆきぽよ)ら5名がそれぞれ一番怖かった怪談師を選び多数決で決定。引き分けの場合は大会審査委員長稲川淳二が選んだ怪談師が優勝となる。

また、惜しくも予選敗退したその他の怪談師たちの怪談は動画配信サイトカンテレドーガ」で番組放送終了から会員無料で配信される。

■ 審査委員長稲川淳二のコメント

審査委員長の稲川は、「今回皆さん話が達者で、芝居っけがあるから状況がどんどんどんどん見えてきて、格段だった。一次審査を通過した10人の中から、特に選ばれた5人は間違いなく本物です」と決勝進出者に太鼓判を押した。

また、コロナ禍での怪談について「こういうときこそ怪談ですよ。怪談って1000人の会場でも、2人で友達と話しても怖いのは同じですからね」と語り、さらに「怪談は殺伐としたホラーと違って、怖いんですがなぜかあたたかさやなつかしさもある。こういうときには最高にいいんじゃないですか」と続けた。

番組の見どころについては「怪談というのがこういうものだって言いたいくらいに今年は皆さん状況が目に浮かんできて楽しめます。語り手がそれぞれ自分の個性で語って、それぞれの怖さがある。今回はそういう意味で言うとすごい怖いものがたくさんあるような気がします。これはもう自信を持ってオススメします! 本当に素晴らしくいいです」とアピールした。(ザテレビジョン

稲川淳二の怪談グランプリ2020~奇々怪々 真夏の夜話5選