ノーフォーク郡に住むある一家の飼い犬が、庭の芝生の上に落ちた絵の上で転がり回った結果、体毛が鮮やかなブルーに染まってしまった。2度洗うも色が落ちないために飼い主がSNSで助けを求めたところ、冗談めいたアドバイスが届くなど大きな注目を集めた。『Deadline News』などが伝えている。

ノーフォーク郡にある小さな村ブランディストンに住むサシャ・バルバートさん(Sacha Barbato、49)は、2歳になるベドリントン・テリアとウィペットのミックス犬“ベッシー(Bessie)”を飼っている。ベッシーの毛は白とグレーで緩くウェーブしており、まるで子羊のようだった。

英時間7月31日のこと、庭には油絵の具で描いたばかりの絵を乾燥させていたが、何らかのはずみでキャンバスが地面に落ちてしまった。すると絵の具の臭いを嗅ぎつけたベッシーが駆け寄り、その上で横たわって体をくるくると回し始めたのだ。その結果、絵の具がベッシーの体中について毛が鮮やかなブルーに染まってしまったのである。

ベッシーの体を2度洗うも色が落ちず、困ったサシャさんはSNSで助けを求めた。

「もし、あなたの飼い犬がまだ乾いていない絵の上で寝転び回り、2回洗っても色が落ちなかったとしたら、どうしますか?」

鮮やかなブルーの毛をしたベッシーの写真と助けを求めるツイートはたちまち注目を浴び、多くの人達から冗談めいたアドバイスが届いた。

「新種の犬を繁殖したと言って、子犬を売ってみては?」
「もう一度キャンバスの上に置いて、ペイントローラーとして使うのはどう?」
「楽しい気分にさせてくれたわ。」

サシャさんの家族が青色に染まったベッシーを散歩に連れ出すと、周囲の人達から奇妙な視線を感じたという。

「家族がベッシーを海辺に連れて行ったんだけど、みんなが変な目で見ていたらしいね。誰もが『可哀そうな犬だこと。なんであんなことをするんだろう?』って思ってると想像できるよ。」

サシャさんは後日ツイッターを更新し、ベッシーが元気でいることや獣医が心配いらないと言ったこと、ベッシーの体についた絵の具が消えてきていることを伝えた。

8月3日には、海辺での散歩後に絵の具がほとんど落ちたベッシーの写真をTwitterで公開している。

「最後の更新です。砂浜で体をくるくる回したおかげで、ベッシーの青色はだいぶ落ちたようです。青くなってちょっとだけ有名になったけど、きっとすぐに忘れられちゃうんでしょうね。今では、かつてのクールなブルーの面影は全くなく、くすんだ緑色になってしまいました。」

ようやく絵の具が落ちたベッシーだが、サシャさんはこうコメントしている。

「ベッシーはいつも、おかしなことをやらかします。今後のツイートに注目を。次は何をやらかすのだろうかと心配してるよ。」

画像は『Sacha Barbato 2020年7月31日付Twitter「What do you do when your dog rolls in some acrylic paint and it will not come out after two washes??」、2020年8月3日付Twitter「Final update – After a day on the beach and rolling in sand / being outside Bessie’s blue look has faded ..」、2020年2月20日付Twitter「You too could feel this happy knowing you have booked your next holiday!」』『Deadline News 2020年8月4日付「Hilarious photos show how dog was left bright blue for days after rolling in paint」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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