image:写真AC

SNSというものが普及してどのぐらい経つんでしょうね、、いまでは様々な業種でSNSによる集客や宣伝、評価などが主流となり今の世の中になくてはならないサービスとなっています。当サイトでもtwitterによる話題を取り上げることが多いですが、すごくくだらない話題からとても真面目で重要な話題まで、本当に様々なものがインターネット上でやり取りされておりいつも興味深く拝見しております。

75年前の出来事

今でこそ当たり前な情報共有の手軽さですが、75年前となったらそうはいきません。
電話や新聞はあっても、インターネットは当然ありませんので、新聞は配達してもらえないと読めないし、電話は線がつながっている場所でしか通話できないわけです。

そのため秒単位での瞬間的な情報の共有は75年前には不可能に近く、そんな当時の社会にもしも現在のような通信環境があったらどんな情報共有がされるのか気になりませんか?

原爆の日

8月6日は広島原爆の日です。そして8月9日が長崎原爆の日。

原爆が落とされてから今年で75年が経ちました。
戦争をリアルに生きて記憶している方々がどんどん少なくなっていくなか、興味深い取り組みを発見しました。

もしも75年前にtwitterがあったら

NHK広島が企画した架空のツイッターアカウントによる投稿。

75年前の1945年にもしもSNSがあったら人々はどんなことを発信していたのかという内容を、実際に市民が書いた当時の日記をもとに架空の人物でツイートしています。

日記の内容を転載しているわけではなく、その日記をモデルに当時の市民の心情を想像し、リアルな文体でツイートされています。
ひろしまタイムラインと検索すると記事を読むことができますので、ぜひ読んでみてください。

リアルなツイートに涙

おそらくtwitterを利用しているほとんどの方がリアルタイムで戦争を知らない人々ですよね。ましてや原爆をリアルに知っている人となったら更に限られてきます。

そんななか、リアルを疑似体験できるかのようなこの取り組みはとても興味深く、若い人々の多くが共感のような気持ちを抱き感情移入している様がうかがえます。

日本に住んでいながら、広島・長崎に住んでいないと身近に感じることができない原爆。そんな中、身近なtwitterでほんのわずかでも当時の人々の心情を感じることができるのは貴重な体験だと思います。

8月6日、9日にはぜひ戦争や核兵器への思いを自分なりに発信してみてください。

黙祷

Source:NHK



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もしも75年前にSNSが存在していたら?!リアルすぎるツイートに日本中が涙