タレントのローラさんみたいにタメ口キャラとしてみんなから認められ愛されている人がいる一方で、そうじゃないタメ口で周りから敬遠されちゃう女子もいる。人間同士の上下関係をしっかり把握している人からすれば、そんな人は見ているだけでヒヤヒヤするよね。
けれども当の本人はよくわかっていないままタメ口を使い続けていたりする。どうしてあの人はいつもタメ口になっちゃうんだろう?今日はそのあたりの秘密を探っていこう。


1.縦社会を知らない

たとえば学校で部活動をやっていたりすると、学年が上の先輩と接することもあるよね。上下関係の厳しい部に入って、先輩にいきなりタメ口でも利こうものなら、すぐさま叱られて直される。
その時点では「ちょっと年が上なだけで、なんだよ……」って不満に思うけど、こうやって注意してもらえるおかげで、だんだんとタメ口をやめるようになっていくんだ。
こんな縦社会で生きてきた経験がなくて、だれからも注意されないまま大人になってしまうと、場違いなタメ口で周りから煙たがられることがあるよ。


2.自分が上だと誤解している

目上の人が目下の人にタメ口を利く場合よりも、その逆方向のタメ口のほうが眉をひそめられちゃう。
たとえば新入社員が会社の上司にタメ口で話すとかね。どうしてタメ口になるのかっていうと、自分のほうが上だと思っているから。仕事の面ではまだ入ったばかりだからうまくできないとしても、年が若いという点では自分のほうが勝っている……とかね。
本当のことを言ったら、年齢だって仕事のスキルだって何も関係なくみんな平等なはずなんだけど、世間ではまだまだお互いの上下関係を意識している人が多いから、そういう中に入ってタメ口を使っちゃうと嫌がられちゃうんだね。


3.相手のことを想像できない

タメ口を嫌がる人に対してでもタメ口で話しかけてしまうってことは、相手のことを想像できないってこと。「○○と言ったら相手は○○と思うかな……」とかが考えつかないんだね。
相手の受け取り方を度外視して自分の言いたいことを自分が言いやすいように言ってしまう。これはタメ口だけではなく敬語ばかり使う人についても同じだよ。常に敬語のとても丁寧な人に見えるけど、相手側からするといつでも気が抜けなくて疲れちゃったりもする。
だけどそんな相手の心労に配慮できず、敬語のほうが話しやすいという自分側の都合でずっと堅苦しい話し方になっている人は、相手の立場を想像できないんだ。


4.共同作業の経験がない

相手のことを想像するっていっても、まるっきりのゼロから自力で想像するのは難しい。
だから、長い間同じ場所で共に努力し、目標に向かってのぼっていくみたいな経験が大事なんだ。最初は自分が下の立場からスタートするけど、時間がたつにつれて少しずつ上の立場になっていく。
すると、上下どちらの気持ちも自分で体験して理解できるようになるんだ。もちろん、それだけで世の中の人間全員分の立場を経験したことにはならないんだけど、その中でも代表的な二三の事例をわかっていることにはなるから、それをベースにして未知の他人の立場も想像しやすくなるんだね。


最後に

どうしてタメ口になってしまうのか、その原因がわかれば対処法も見えてくるよね。
いまから中学生時代に戻って運動部に入るなんてことはできないけど、自分のほうが上だと思っていたらその誤解をとけばいいし、いまからだって色々な経験を積んで少しずつ相手の立場を想像できるようになっていけば大丈夫だよ。
ただ、卑屈になって誰にでも常にへりくだるなんていう必要はない。相手のことを尊重はするけれど、それと同じくらい自分自身のことも尊重していいんだ。お互いに尊重し合える間柄になれば、言葉遣いによらず親しく付き合っていけるようになるよ。
(ハウコレ編集部)

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