カップルには2人だけのルールややり方がありますが、その中でも相手へのプレゼントについてはさまざまな考え方があります。デートのたびにプレゼントするカップル、特別な日だけプレゼントするカップル。何がいいかは2人が決めることですが……。

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 今回は、そんな恋人へのプレゼントについてLINEで揉めてしまった男性のエピソードをご紹介します。

彼女との特別なルール

 都内で公務員をしている豊田健介さん(仮名・27歳)には、付き合って1年ほどになる4歳年下のAさんという彼女がいました。そんな豊田さんは、どんな女性と付き合うときも、あるルールについて付き合う前に話し合っていたそう。

「僕の都合でもあるんですが、あまり1年を通じて仕事の内容や忙しさに変化がないので、彼女とのイベントは特別感を出したいという気持ちがあるんです。だから、プレゼント誕生日クリスマスなど、特別な日だけと決めていました」

 何でもない日にプレゼントすると、もらうことへの特別感やありがたみが薄れてしまうという考えから決めていたルール。もちろんAさんにも付き合う前に話し、納得してもらっていました。ただし、Aさんが年下であることも踏まえ、デートの食事代などはほとんど豊田さんが支払っていたといいます。

突然増えた彼女からのおねだり

 そんな豊田さん、最近になってAさんからのLINE違和感を覚えることが増えていました。それは、きちんと話していたはずのプレゼントについてでした。

「ここ最近、突然、Aから『これがほしい』と服やバッグのおねだりをしたり、遠回しに買ってほしいとわかるような内容を送って来たりするようになったんです。そのたびに僕はそれとなくプレゼントルールを持ち出して断わっていました

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 今まではルールを守りプレゼントおねだりなどしなかったAさん。付き合いが深くなってきたからこそ、わがままが言いやすくなったのかもしれないと思った豊田さんは、しばらく様子をみることにしました。

今頃になって「ケチ」って何!?

 しばらくおねだりをされては断って……ということを続けていると、ついにAさんはしびれを切らしたのか、豊田さんに対しある言葉をぶつけてくるようになったのです。

「毎回、ルールの話をするのもイラっとしていたんですが、それに加えて、おねだりを断ると『ケチ』って言われるようになったんですよ。さすがに納得できませんし、付き合う前に合意したくせに、今頃、何を言っているのだと腹立たしい気持ちになっていました」

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 ケチという言葉を連発されて我慢ができなくなってしまった豊田さんは、Aさんを呼び出しプレゼントについて、そしてケチという言葉について話し合うことにしました。

 話し合いで豊田さんは始めにプレゼントルールを決め、Aさんも納得していたこと。そして、思い通りに行かないからと人にケチという言葉をぶつけることが失礼であることを話し、Aさんを叱りました。

友人の影響と、2人のルール

「途中から泣かせてしまったのは本当にかわいそうだったんですが、彼女も心のどこかで罪悪感というか、後ろめたさがあったみたいで……僕の言葉をうん、うんと聞いていました。そしておねだりの理由も話してくれたんです」

 Aさんにはよく会う女友達がおり、最近その子にできた年上の彼氏が会うたびにプレゼントをしてくれると聞いたのです。はじめは気にしていなかったAさんですが、何度も自慢されるうちに羨ましさとともに、プレゼントをくれない豊田さんには「自分に対する好意がないのではないか」とという不安を抱いてしまったのでした。

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プレゼントの数が気持ちの大きさには比例しないと話し、彼女もそれに同意してくれました。そして、今のルールについて本当は不満などなかったと言うことを明かしてくれました。それ以降、おねだりをされることはなくなりました」

 今ではプレゼントを含め特別な日をどれだけ特別に感じさせるか、お互いに試行錯誤しながら上手く付き合うことができているそうです。

TEXT/つる>

【つる】

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています