都知事再選は「総理への踏み台」でしかない! 都民・国民のためではない、すべては「自分ファースト」。「排除発言」を引き出した“天敵”記者が仮面を剥がす!!

 2020年7月5日投開票の東京都知事選で再選された翌6日、2期目として初めての都知事会見。本書著者の横田一は小池百合子都知事に質問を投げかけた。
「いつ国政転身をするのですか。最終目標は総理大臣でしょう。二階派から出るのですか。維新から出るのですか。なぜ(4年の)『任期をまっとうする』と言わないのですか?」

 このとき、お気に入りの記者を優先的に指す“記者排除〈選別〉”は1期目と変わることはなく、著者は33回連続で質問者として指名されない新記録を更新した。
任期をまっとうすると明言しないのは、国政転身への強い表れか

「現在の東京都のコロナ感染者急増の元凶は、小池都政にある」と、ジャーナリストの横田一は断言する。
 小池百合子東京都知事は、感染が拡大していった初期の頃は東京五輪開催を優先して、楽観的対応をとっていた。ところが安倍首相が五輪延期容認を表明した3月23日に態度を一変。緊急会見で「ロックダウンの可能性がある」と、危機的状況を口にし始めた。そして“都民をコロナから守る救世主”のように振る舞ったのだ。
 その後、都知事選出馬表明前日に小池知事は突然「東京アラート」を解除。選挙対策として「コロナは収まった」かのようなムードを作ったため、再び東京都感染者は増加に向かい、現在の状況を招いた。

 横田は「小池知事にとって、コロナ対策も五輪と同様に、自己アピールの材料の一つでしかない。さらに言えば、都知事再選も彼女にとっては“総理への踏み台”にすぎない」と語る。37回連続(2020年8月6日時点)、知事定例会見で質問を無視され続けている横田が、会見終了後や視察の際などに「声かけ質問」や直撃取材を敢行。
 なぜ、東京の感染拡大は起きたのか。小池知事はどんな対応をしていたのか。希望の党崩壊につながる「排除発言」を引き出した、知事の“天敵”と呼ばれる記者が、その「仮面」の奥にある素顔を暴いていく

第4章「排除」発言で剥がれていった「仮面」より
■著者プロフィール
横田一(よこた はじめ)

フリージャーナリスト。『SPA!』『紙の爆弾』『日刊ゲンダイ』『FLASH』ほか、多くの雑誌やネットニュースで記事を執筆。インターネット動画ニュース「デモクラシータイムス」で、毎週「横田一の現場直撃」を公開中。2017年9月29日の小池都知事会見で質問を行い、「希望の党」崩壊につながる「排除」発言を引き出した。それ以来、小池知事の"天敵"として会見で質問を無視され続けている。小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談・吉原毅/編、扶桑社)に編集協力。その他『検証・小池都政』『安倍・小池政治の虚飾』(ともに緑風出版)など著書多数。

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■書誌情報
タイトル:『仮面 虚飾の女帝・小池百合子
著者:横田一
発売日:2020年8月7日
判型:四六判
定価:本体1300円+税
ISBN:978-4-594-08586-5

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Mail:fusoshapr@fusosha.co.jp

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