予断を許さない国内の新型コロナウイルスの流行状況。第2波は“あって当たり前”と考えるべきだろう。では、こうした状況下で「働き方」の視点で考える個人の防衛策としてできることは何か?

ウィズコロナ働き方革命
副業で稼いだら「趣味の旅行にも出かけたい」と話す久保夫妻

コロナをきっかけに夫婦で副業を本格化

コロナで環境が変わって、本格的に夫婦で副業に取り組みだしたんです」

 そう話すのは、関西でSEとして働く久保隆太さん(仮名・25歳)だ。事務職の妻(25歳)が新型コロナの影響で自宅待機になったのを契機に、夫婦共同で「楽天ポイントせどり」を始めたという。

「もともと世帯年収を上げたくて、夫婦で一緒にできる副業を探していました。普段は僕が仕入れとメルカリで出品する際の価格設定をして、妻が梱包と発送という分担作業ですね。コロナ禍で特に売れた商品のひとつが海外製のプロテイン。海外からの発送が規制されていたので、愛用者は相場より少し高くても買ってくれたんです」

 売り上げはまだ月8万円程度だが、第2波を想定して仕入れを強化する予定だという。加えて、自分たちをキャラクター化した副業の活動録ブログ「ノンとアン 夫婦副業日記」も立ち上げた。

夫婦でするほうがメリットは大きい

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ブログには夫婦の副業活動のほか資産運用の記事なども掲載
SEO目線でいえば、副業はトレンドワードレッドオーシャンですが、『夫婦副業』に特化したブログはなかったんです。この需要は伸びていきますし、ここは今からでも勝てる穴場だと思って。せどり向きの商品や夫婦のことなどの記事をアップして、6月からアフィリエイト収入が入るように」

 一人の副業よりも、夫婦でするほうがメリットは大きいとか。

「以前は僕が一人でブログをやっていたんですが、やっぱり続かないんですよね。でも、夫婦で目標金額を決めて動くとお互いが監視役になって継続するんです。あと副業の作業は朝方だけにしてます。僕はブログを書いて、妻は商品を梱包して、出かけるついでに発送するという流れ。そうすると本業と副業の切り替えもできるし、帰宅後は夫婦の時間を楽しんでます」

将来が不安。子供ができる前に稼ぐ!

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ブログは夫の隆太さんが更新している。イラストキャラで夫婦の世界観をより演出
 これだけ収入源を探る裏には若夫婦ならではの焦りがあるようだ。

「2人とも今の会社は年功序列制が強くて、今後どれだけ頑張っても年収の天井が見えてしまってる。どちらの会社も副業は大丈夫なので、比較的時間があるこの時期に動き始めないのは損だなと。将来的に子供ができたら、同じ作業量をこなすのは難しいと思うので、手間をかけられるうちに稼げる副業に育てたいんです」

 今後は「YouTubeにも挑戦したい」と話す隆太さん。こうした貪欲に次の手を探る姿勢こそ、これからのニューノーマルだろう。

▼久保隆太さん&妻、夫婦の月収の内訳
・夫の本業:25万円
・妻の本業:25万円
・夫婦の副業:8万円(せどり7万円/アフィリエイト1万円)

<取材・文/週刊SPA!編集部>

【週刊SPA!編集部】



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