週刊少年ジャンプ編集部が8月10日、原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されたことを受け、マンガ「アクタージュ act-age」の連載終了を発表した。  

編集部は「去る8月8日、『アクタージュ act-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されました」と事情を説明し、「編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました」と述べ、「8月11日(火)発売の『週刊少年ジャンプ36・37合併号』の掲載をもって、連載終了といたします」と発表した。

そして「これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません」と綴り、「しかしながら、事件の内容と、『週刊少年ジャンプ』の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました」とコメント。「ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と、謝罪の言葉を述べた。

また、作画を担当していた宇佐崎しろ氏について、編集部は「宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作っていけるよう励んでまいります」と約束。そして「コミックス等の関連刊行物やイベント等各種企画につきましては、関係各所とも協議のうえ、決まり次第お知らせいたします」と伝えた。