コペンハーゲン戦に勝利しヨーロッパリーグ(EL)準決勝進出を決めたマンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、この日活躍を見せたフランス代表FWアントニー・マルシャルを称賛した。10日、クラブが公式サイトを通じて伝えている。

 10日、マンチェスター・UはEL準々決勝でコペンハーゲンと対戦。今季は一発勝負となったこのラウンドで、ユナイテッドは苦しみながらも延長戦の末に1-0と勝利し、3シーズンぶりのEL制覇に向けて準決勝へ進出した。

 クラブを率いるスールシャール監督は試合後に振り返り、ファンによってマン・オブ・ザ・マッチに選出されたマルシャルのパフォーマンスを絶賛。決勝ゴールとなるPKを獲得し、パス成功率においても驚異の100%という記録を残した背番号9をこのように評価した。

「キレがあったね。アントニーはシーズンを通して成長していて、今日は良い影響を与えていたし、PKも獲得した。彼がボールを足元に収めて相手に立ち向かっていくときは、時に誰にも止められなくなる。彼のバランスで、どちらの方向にも行けてしまうからね」

「残る課題はそのボールをゴールに入れることだけど、彼のパフォーマンスには喜んでいるよ」

 マンチェスター・Uは16日、EL準決勝でウルヴァーハンプトン対セビージャの勝者と対戦する。

コペンハーゲン戦のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたマルシャル [写真]=Getty Images