もう「クサい」なんて言わせない! 不快な臭いを根本的に消す方法……共存していてもいいことナシの悪臭は、もとを断ってしまうのが一番。どんなに忙しくてもズボラでも取り組むことができる簡単な方法を紹介するので、しのごの言わずに試してみてほしい。

◆生活習慣でケア…30~40代の大敵は“ミドル脂臭”と“ストレス臭”

 悪臭と忌み嫌われる“ミドル脂臭”と“ストレス臭”はどうしたら消せるのか? 体臭の専門家である五味常明医師に話を聞いた。

「まずはミドル脂臭ですが、主成分の『ジアセチル』は汗の中の乳酸を細菌が分解することで発生するので、疲労物質である乳酸を出さない生活が予防に繋がります。疲れを溜めないよう激しい運動は控え、仕事も根を詰めずマメに休憩を。柑橘類やお酢でクエン酸を取るのも効果的です」

 続いてはストレス臭。ストレス臭はなんと3種類もあるとか。

「1つ目はストレスによって増えた活性酸素のせいで強くなる皮脂臭。2つ目は緊張性発汗による汗臭。ストレスが溜まったときの汗は多量なので汗腺が汗の原料である血液をろ過しきれず濃度が高く、臭いのキツい汗になります。3つ目が皮膚ガス臭。最近の研究で、人はストレス状態になると皮膚からガスを出すことが判明したのですが、これが硫黄系の臭いでかなりクサい。しかも体中すべての皮膚から発生します」

 どれも恐ろしいが、ちょっとした日々の工夫で予防できる。

◆毎日「食事にプラス一品」と「簡単な運動」を

「活性酸素をつくらないためにはビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化物質を取ること。野菜やフルーツを積極的に選び、お酒は赤ワイン。汗の臭いであるアンモニアや皮膚ガスは腸でつくられるので腸内環境の改善も必須。イチオシはめかぶで、『フコイダン』という成分が臭い成分を体外に排泄してくれます」

 最後に、足の臭いの解決策を。

「洗っても足がクサい人は、疲れた足からアンモニアが出ている可能性が。うまく解毒できるよう肝機能を高めるシジミを食べましょう。血流をよくして臭い成分を下半身に溜めないことも大切。実はお相撲さんは足がクサくありませんが、それは草履で蒸れないことに加え、四股を踏んで足の血流をよくしているから。足を大きく開いたスクワットを一日10回×2セットやりましょう」

【五味常明氏】
五味クリニック院長。医学博士。体臭・多汗研究所所長。体臭研究における第一人者として治療と研究を行うほか、大手メーカーとともに消臭関連商品の開発にも携わり、テレビや雑誌などメディアでも活躍。著書に『なぜ一流の男は匂いまでマネジメントするのか?』(かんき出版)など

取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/山川修司 モデル/安住啓太郎

―[[オヤジの悪臭]5番勝負]―


スクワットで血流を促す! 撮影/山川修司 モデル/安住啓太郎