中川大志が、発売中の週刊ザテレビジョン8/21号の連載「Be Ambitious!」に登場。現在、中川が出演しているドラマ「親バカ青春白書」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)について、自らの役どころや撮影現場の様子について語っている。

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今作は、ムロツヨシ演じるシングルファーザー・小比賀太郎(ガタロー)が娘・さくら(永野芽郁)を溺愛するあまり、娘と同じ大学に入学してしまい、娘や同級生たちとのキャンパスライフを楽しむ青春コメディー。中川は、さくらから好意を寄せられる同級生・畠山雅治を演じている。「畠山はピュアで天然な面もある、ツッコミどころ満載な人物。男女問わず“一緒にいると何か落ち着く”と思われるような、人をハッピーにする青年にしたいと思って演じています」と中川。

主演のムロツヨシとは「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK総合)で共演している中川だが、監督を務める福田雄一組には初参加。撮影現場では「僕を含め福田組初のメンバーを芝居で引っ張りつつ、場を和やかにしてくださって。大学生役の若手の中に一人おじさんが交じっている状況も(笑)、ムロさんだから楽しいんだろうなと思います」と、福田組では常連であるムロツヨシの存在が、大きな助けになっているようだった。

「福田監督は基本的に役者に委ねてくださる方。自分が台本を読んで用意したものを、まずやってみるという感じです」と、初参加となる福田組の印象を語る中川。現場では、感染予防対策がしっかりととられた上での撮影が続いているが、だからこそ生まれる新鮮さもあるという。

「そもそも福田組はリハやテストがほぼ1回の上、昨今の状況もありフェースシールドを外した完全な状態で芝居をするのは本番だけ。だからこその緊張感や新鮮さがあるし、1回にかけるエネルギーもすごいんです。その勢いが、作品にも表れればなと思いますね」と、現場の様子を教えてくれた。

大学を舞台にした学園モノであり、父娘の愛や絆を描くファミリードラマ、そして笑いあふれるコメディーでもある今作。中川は「プロデューサーさんが、『若い世代が熱狂するドラマはあるけど、親世代を巻き込んで家族でほっこり見られる作品にできたら』とおっしゃっていて。それが、僕の今の目標にもなっています」と、今作に懸ける思いを語った。

8月16日(日)に放送される第3話は、さくら学園祭のミスコンに出場することになり、娘が好奇の目にさらされることが受け入れられないガタローは、ミスコンを廃止しようと決起するというストーリー。さくらと畠山の気になる恋の行方にも注目だ。(ザテレビジョン

ドラマ「親バカ青春白書」に出演中の中川大志