英サマセット州に住む一家が飼っている毛色がイエローのラブラドール・レトリバールーシー(Lucy、3)”が、13匹の赤ちゃんを産んだ。ラブラドール・レトリバーが一回の出産で産む子犬の数は6~8匹と言われており、数もさることながら13匹全ての毛色がブラックだったことで注目を集めている。

英サマセット州トーントン在住のキャサリン・スミスさん(37)は数か月前、友人が飼っているラブラドール・レトリバーの“バスティオン(Bastion、8)”と3歳の愛犬ルーシーの交配に成功した。

キャサリンさんは犬の出産に立ち会ったことがなく、日々大きくなるルーシーのお腹を見ては「5、6匹は生まれるのではないかしら」と子犬の誕生を心待ちにしていた。しかしいざ分娩が始まると、6匹どころか、その倍以上の13匹にもなったのだ。

キャサリンさんはルーシーの分娩について、『Metro』『LADbible』などに次のように明かしている。

「分娩が始まったのは午前11時50分でした。最初の20分でまず4匹が誕生したのですが、まだまだ続きそうでかなり慌てましたよ。結局13匹が生まれ、全てが終わった時には午後4時半になっていました。」

「大仕事を終えたルーシーは『こんなにたくさんの赤ちゃんは、いったいどこから出てきたのかしら?』という顔をしていましたよ。子犬はオスが8匹、メスが5匹で、驚いたことに13匹全ての毛色が父犬のバスティオンと同じブラックだったのです。」

キャサリンさんは現在、子犬たちの世話に追われており「今は1週間で15キロのドッグフードが消えていくのよ!」と嬉しい悲鳴をあげている。それでも13匹全ての引き取り先が生後3週間以内に決まったとのことで、子犬たちがルーシーのもとを離れていく日もそう遠くはなさそうだ。

なおラブラドール・レトリバーの毛色は、イエローやブラックのほかにチョコレートがあり、イエローは比較的穏やか、ブラックやチョコレートは活発であることが多いという。

ちなみに今年4月には、英ケンブリッジシャー州ウェントワースで6歳のラブラドール・レトリバー“ベラ(Bella)”が14匹の赤ちゃんを産んで話題になった。しかしイギリス国内で『一度の出産で最も多く子犬を産んだラブラドール・レトリバー』の記録は、2014年に達成された15匹だという。

画像は『Tyla 2020年8月11日付「Yellow Labrador Gives Birth To 13 Black-Coated Puppies」(Credit: Solo Syndication)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト