日本最大級の在留外国人会員向けメディアプラットフォームを運営する株式会社YOLO JAPAN(代表取締役:加地太祐、大阪本社:大阪市浪速区、以下「YOLO JAPAN」)は、2020年8月6日(木)に浪速区役所と外国人向け防災セミナーを共同開催しました。

日本で多く発生する地震や台風は、外国人にとって経験のない場合があります。YOLO JAPANが2019年7月12日~2019年8月29日に行った、災害への備えに関するアンケート調査結果によると、回答した在留外国人422人のうち62%(262人)が「外国人を交えて地域で防災及び避難訓練を行う」ことを望んでいることが分かりました。在留外国人が防災情報に高い関心があることを受け、YOLO JAPANでは災害時避難所でもある外国人向け就労インバウンド施設YOLO BASEで、日本語学校に通う留学生を中心とした在留外国人に向け防災セミナーを行いました。

セミナー当日は在留外国人と地域住民で10名以上が参加し、大阪市浪速区役所の小原氏と浪速区まちづくりセンター平井氏により、大阪府北部地震を振り返り地震や台風などの災害が発生した際の対応や大阪市防災アプリの紹介などについてやさしい日本語でゆっくりと話し、また英語で同時通訳を行うことでうなずきながら聞く外国人の姿が多く見られました。また、参加した外国人にインタビューをすると、次のような声が聞かれました。
「安全に生活していく上で、とても役立つ情報が得られました。」(チュニジア、30代、男性)

「スライドで分かりやすく、必要かつ役立つ情報を教えてもらってよかったです。」(フランス、20代、男性)

「セミナー内容は大体よかったです。台風の対処法も知れたらいいですね。」(ドイツ、20代、女性)
今回登壇した小原氏によると「外国人の方に地震や災害への防災知識を伝えたくてもどうやったら来ていただけるか手探りの状態だったので、今回YOLO BASEで外国人向けに防災セミナーを行うことができて良かったです。また、民間の外国人に特化した施設で『共助・自助』を広めることで、有事の際には地域ぐるみで助け合える環境を作れたらと思います。次回もは事前に質問などを投げかけ、より外国人の方に役立つセミナーを行いたいですね。」と述べており、外国人への防災セミナーへの意気込みを示しました。
今回の防災セミナーを通し多くの外国人に喜んでもらえたことを踏まえ、次回は2020年9月1日(火)・防災の日に行う予定です。YOLO JAPANは今後も地域社会と連携し外国人の生活をより豊かにするためのサポートを行います。

大阪市浪速区役所 浪速区まちづくりセンター

浪速区まちづくりセンターは、大阪市コミュニティ協会の運営による、行政と地域の中間支援組織です。区民の方々による「自律的な地域の運営」を土台として、安定的・継続的な地域コミュニティの維持のための「次世代の育成」と、防犯・防災の取り組みを主とした「安全・安心のまちづくり」の2つを大きな柱としています。
■YOLO JAPAN

在留外国人の豊かな生活を実現するために、226ヵ国・16万人が登録する在留外国人向け求人メディアの運営を行っています。また、在留外国人の雇用創出として「YOLOデリバリー」や「YOLO PREMIUM OFFICE」のサービス提供をすることで、持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

外国人向け就労インバウンド施設YOLO BASE:https://yolo-base.com/ja/

配信元企業:株式会社YOLO JAPAN

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