FirewatchUntitled Goose GameのパブリッシャーPanicの開発する新型携帯ゲーム機Playdateに配信される作品が、公式Twitterにて多数公開された。

 Playdateは小さな筐体に手回しクランクがついたユニークな携帯機だ。毎週1本、12週を1シーズンとして全12本のゲームが順次配信されるという特徴的なゲームの配布方法をとっている。予約方法、発売日などは今後発表される。

 今回Twitterで公開された作品すべてがリリースされるわけではないというが、すでに開発キットとなるゲーム機本体を手にした250人以上のクリエイターがPlaydate用のゲーム製作に取り組んでいる。2020年1月頃にも多数のスクリーンショットが公開されたが、動画としてゲームプレイが確認できるのは久しぶりだ。

 カメラからATMまであらゆる場所で動作するため、もはや『DOOM』がゲーム機で動くという事実は驚くことではなくなっている。しかし、手回しクランクチェーンガンを撃つのはなかなかおもしろそうだ。ざらついたモノクロ画面で動く『DOOM』もかっこいい。

 また、Panicのスタッフでも忘れるというPlaydateに内蔵された加速度センサーを使ったユニークな操作方法を研究する作品も、本機の可能性を示すものだといえるだろう。実は、加速度センサーの存在はプレスキットにも書かれていない。

(画像はPlaydate公式Twitterアカウントより)

 高橋慶太氏の『Crankin’s Time Travel Adventure』以外にも、かなりたくさんのゲームがPlaydate向けに開発されているようだ。1シーズン12本で、2シーズン以降は売上と相談するということだが、その裏ではかなり多くのゲームが開発されているのかもしれない。

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。