ドルトムントレアル・マドリード・カスティージャに所属するU-23ブラジル代表MFヘイニエルの獲得に関心を示しているようだ。14日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 ドルトムントはヘイニエルをローン契約でチームに迎え、無期限負傷離脱中のドイツ代表FWマルコ・ロイスの代役として起用したい考えのようだ。ドルトムントは、ヘイニエルが複数の攻撃的なポジションをこなせると評価しているという。

 ロイスは2月4日ブレーメン戦で内転筋の腱を負傷し、7月30日には無期限離脱が発表されていた。いまだ復帰のめどがたたず、現在スイスで行われているチーム合宿にも参加していない状況だ。

 また、レアル・マドリードから2年間のレンタルドルトムントプレーしたアキラフ・ハキミが飛躍したこともあり、両クラブの関係が良好であることが契約締結を後押しするとみられている。

 今夏すでにU-17イングランド代表MFジュード・ベリンガムを獲得したドルトムント。さらなる若手タレントをチームに迎えることになるのだろうか。

ドルトムントへの移籍の可能性が取りざたされたヘイニエル [写真]=Getty Images