バルセロナバイエルンに2-8の完敗 ハーフタイムで意気消沈するメッシが話題に

 バルセロナは現地時間14日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、2-8と敗れた。歴史的な大惨敗となったが、ハーフタイム中にバルセロナロッカールームでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが意気消沈する姿に海外メディアが注目している。

 今大会はベスト8からはポルトガルでの集中開催で、本来のホーム&アウェー方式ではなく、一発勝負とこれまでにない異例の形式となっている。今季リーグ3連覇を逃したバルセロナは、無冠を避けるためにも欧州制覇に全力を注いでいたが、試合は予想だにしないワンサイドゲームとなる。

 開始早々の前半4分に先制され、同7分にオウンゴールで同点とするも、同21分、27分、31分と立て続けに失点。大量4失点で前半を折り返した。バルセロナの面々は3点差をつけられる展開に俯きながらピッチを退いていた。そんななか、海外メディアはハーフタイム中のバルセロナの失意に満ちたロッカールームの雰囲気に注目している。

 米スポーツ専門局「ESPN」は公式インスタグラムでロッカールームの様子を扉の外側から撮影した動画を公開。ベンチメンバーがピッチへと向かうなか、椅子に座り込んで呆然とするメッシの姿が映し出されていた。アルゼンチン紙「クラリン」は「打ちのめされているメッシの映像が拡散」と大々的に取り上げている。

 また、スペイン紙「LA NACION」も「バルセロナロッカールームの一枚。最悪な事態を迎え、ハーフタイムで見せたメッシの荒廃」と見出しを打ち、「メッシの姿が打開の厳しい現実を反映していた」と指摘している。最終的にバルセロナは後半でも4ゴールを奪われ、合計8失点を喫する歴史的大敗となった。メッシにとってもキャリア最悪に屈辱的な夜となったことは間違いないだろう。(Football ZONE web編集部)

バイエルンに2-8の完敗を喫したバルセロナのFWメッシ【写真:AP】