どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回は元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏がインテルで決めた初ゴールだ。



1991年アルゼンチンでプロデビューを果たしたサネッティ氏は、1995年インテルへ移籍。不動のキャプテンとしてチームをまとめ上げ、2006年から2010年のセリエA5連覇や2009-2010シーズンのトレブル(3冠)に貢献するなど、数多くのタイトルを勝ち取った。

そんなサネッティ氏は、2014年にインテルで現役を引退するまで、公式戦858試合21ゴールを記録しているが、その記念すべき初ゴールは、1995年12月3日に行われた、セリエA第12節のクレモネーゼ戦で決めたゴールだった。

0-0で迎えた19分、サネッティは敵陣中央で相手にプレッシャーをかけ、ボールを奪うとそのままドリブルを開始する。ボックス手前で鋭いターンで相手DFを引き剝がすと、細かいキックフェイントで相手を揺さぶり、絶妙のタイミングで左足のシュートを放つ。ゴールライン上での相手の必死のクリアに合うも、そのままボールはゴールイン。これがサネッティインテル初ゴールとなった。

試合は、先制したインテルが前半にもう一点を加え、2-0で勝利している。

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