シント=トロイデンは16日、 ジュピラー・プロ・リーグ第2節でアンデルレヒトと対戦し、1-3で敗戦した。シント=トロイデンのFW鈴木優磨は72分まで、MF中村敬斗は56分まで、DF松原后はフル出場。GKシュミットダニエル、MF伊藤達哉はベンチ外となった。

鈴木の今季初ゴールなどで白星発進を飾ったシント=トロイデンは、開幕連勝に向け、鈴木、中村、松原を先発で起用した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、シュートまで持ち込めない時間の続いたシント=トロイデンは41分に先制を許す。中盤でボールを受けたマイカリチェンコにドリブルで中央を切り裂かれると、そのままボックス内まで侵入され、左足でゴール右隅にシュートを決められた。

反撃に出たいシント=トロイデンだったが、後半開始早々の49分にジェレミー・ドクを故意に踏みつけたシャンコンがレッドカードで退場。さらに、このプレーで与えたFKからディマタにヘディングシュート決められ、追加点を許した。

数的不利となったシント=トロイデンは、56分に中村を下げてマナンガを投入。防戦一方の時間が続くと72分には、鈴木を下げてバロンゴをピッチに送り出した。すると88分、オーバーラップした松原がコリーディオのスルーパスで左サイドを抜け出すと、中央へラストパスを供給。これをゴール前に走り込んだバロンゴがすべり込みながら流し込んだ。

松原アシストで1点を返したシント=トロイデンだったが、後半アディショナルタイムアンデルレヒトに3点目を奪われ、万事休す。試合はそのまま1-3で終了し、シント=トロイデンの開幕連勝はならなかった。

アンデルレヒト 3-1 シント=トロイデン
アンデルレヒト】
マイカリチェンコ(前41)
ディマタ(後5)
タウ(後48)
シント=トロイデン
バロンゴ(後43)

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