マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督が肩を落とした。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

ユナテッドは16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準決勝でセビージャと対戦。PKのチャンスを獲得した9分にポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスのゴールで先制したが、26分に追いつかれると、後半に勝ち越しを許して、逆転負けを喫した。

シュート数でセビージャの9本に対して、倍以上の20本を記録したものの、相手守護神の好守もあり、ベスト4敗退が決定したユナイテッド。スールシャール監督は試合後、相手GKに賛辞を贈りつつ、度重なるチャンス逸を悔しがった。

「チャンスを生かせないと、難しくなる。我々は若いチームで、今日の試合を通して学び、一貫性を身につける必要性を露呈した。チャンスを作る過程は素晴らしいものがあるのだがね」

「相手のGKがファンタスティックなゲームをした。もちろん、我々が得点できなかったのは残念。我々には得点できるクオリティを持った選手がいるが、それが試合というもの。2点目を目指した全体的な流れは残念なものだった」

そう語ると、「順位を上げたり、カップ戦でのさらなるステップアップを望むなら、間違いなく改善が必要。私自身、監督として1シーズンで3度も準決勝に進出した経験がない。我々は常にチームの成長を目指している」と述べ、チームのさらなる成長の必要性も口にした。

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