米倉涼子岸部一徳が、2020年秋に放送される勝村政信主演ドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹~」(テレビ朝日系)に出演することが分かった。

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同ドラマは、勝村が演じる、“腹腔鏡の魔術師”と呼ばれるほど確かな腕を持つものの、金にはどこまでも汚い外科医・加地秀樹を主人公に据えた作品。

今回は、東帝大学病院を追われた後、名門・成鏡大学病院に客員准教授として招かれていた加地のドラマが描かれる。また、内田有紀が演じるフリーランス麻酔科医・城之内博美が「ドクターY―」に初登場することが決定している。

第5弾では、これまでにないほど未知子(米倉)と晶(岸部)が「ドクターY~外科医・加地秀樹~」で大きな役割を担うことになる。

相変わらず奔放で手術オタクだけれど抜群に優秀な外科医である未知子と、ひょうひょうとしながらも常に頼れる存在である晶、そして博美も加わり、加地と繰り広げる丁々発止のやり取りは、「ドクターY」「ドクターX」シリーズの本領発揮ともいえる。

米倉涼子がもらす本音

シリーズではおなじみの「神原名医紹介所」でのマージャンシーンは今回も健在。この日集合した米倉、勝村、内田、岸部は、久々の再会を喜びながら撮影を楽しんだ。

米倉は「久しぶりに会っても、“元気?”なんていう会話はすぐ終わっちゃって、すぐにたわいもない話になっちゃう。このメンバーはものすごい安心感です」と、長年ともに過ごしてきたキャスト・スタッフに全幅の信頼を寄せていることを明かす。

さらに「ある種の“一体感”みたいなものがあって、台本をもらったときから『あぁ、(この作品に)愛情があるのだな』って感じる」と、作品への変わらぬ思いを告白する一方で、米倉は、「気が付いたら『ドクターY』も5回目になって…そろそろ『ドクターX』が追い抜かされそう(笑)」と驚きつつ、ちょっぴり焦ったような様子もうかがわせた。

また、勝村、内田、岸部との会話が弾む中で、思わず「『ドクターX』もやりたいねー」とうれしい本音も飛び出した。

米倉涼子のコメント

気が付いたら「ドクターY」も5回目で、そろそろ「ドクターX」が追い抜かされそうになっています。

ここの現場に来ると、「ドクターX」だからとか「ドクターY」だから、という枠組みではないある種の“一体感”みたいなものがあって、台本をもらったときから「あぁ、(この作品に)愛情があるのだな」と感じます。

だから前回の「ドクターX」が終わってから、まだそんなに長い時間がたった気もしないし、すごく自然に、なんの違和感を覚えることもなく今もここで未知子になっています。自分でもびっくりしちゃうんですけどね(笑)。

みんな(勝村、内田、岸部)に久しぶりに会っても、「元気にしていた?」なんていう会話は2、3語くらいで、すぐにたわいもない世間話が始まっちゃう。ものすごい安心感の中で撮影させてもらっています。

でも安堵感だけじゃなくてちゃんと勉強もしているんですよ(笑)。

ドクターY」は私の出演部分はコントのような部分も多いから、そこはしっかり気合いを入れています!

あらためて、大好きな人たちが集まって作品を作っているのだなと実感しています。

――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?

うちのベランダでちょっとだけ家庭菜園をやり始めて、そこでトマトとパプリカを育てて食べました! 

「ハマった」というほどかどうかは分からないですけど、“ベランダに命が宿った”っていう実感が生まれたんです(笑)。

ベランダでご飯を食べたり、ハッピーアワーをしたり、そんな楽しみ方をしていました。大変だけど今も毎日献立を考えています。

岸部一徳のコメント

ドクターY」ももう5回目ですか…。最初は「ドクターX」をやっている間に撮っていて、ちょっと出たりしていたのですが、いつの間にか配信だけのものから、2時間の作品にまでなって、なんだかとてもいい感じになっていますよね。

未知子と晶は「ドクターY」に出演するときはいつもよりは気楽な感じではありますけど(笑)、それでも未知子が出てきて、加地先生にちょっとしたヒントを与えるというのはご覧になる皆さんも楽しみなところなのではないでしょうか。全然出てこないのも寂しいものですからね、とてもいいバランスなのだと思います。

このメンバーとはしばらく会ってはいなかったですけど、会うとすぐに元に戻っちゃうんですよね。

そういう意味でも独特なドラマなのでしょうね、「ドクターX」は。だから今日も現場に来るのが楽しみでした。

医療の面はしっかり描かれつつ、笑えるところや泣けるところもあるといういろいろな側面から楽しめるのが「ドクターY」です。「ドクターX」のファンの方も、初めて見る方も、ぜひ楽しんでください。

――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?

せっかく時間があるので、毎日1時間から1時間半ほど散歩をしていました。通ったことのない、人の少ないような道を歩いてみると、今まではそんなに気にせずに歩いていた街並みも、新しい発見があったりするんですよね。意外と楽しい時間を過ごしていました。

■ 勝村政信のコメント

米倉涼子さん、岸部一徳さんと会うと、本当に家族に会ったような気持ちで安心しますね。今日は西田(敏行)さんや(鈴木)浩介は居ませんけど、一緒にいるような気がしますし、「神原名医紹介所」でのシーンは、実家に帰ってきたような感覚ですね。

――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?

散歩をするコースに大杉漣くんのお墓がありまして、こんなに墓参りすることはないというくらい頻繁にお墓に行きましたね。

もう一つのドラマの現場は自分の実家のお墓に近くて。そんなこともあって、今は「お墓参りの正しいやり方」や「墓石の掃除の仕方」にすごく興味があります。

大人としてちゃんとそういうことを知りたいなと思うきっかけになりました。

■ 内田有紀のコメント

みんなに会うと、会っていない時間は一瞬にして埋まるんです。「いつものようにそこにいられる仲間」というのが、メンバー全員一致の意見ですね。

これだけ長くやっている作品は、チームワークも積み重ねてきたものがあるので、こうして一緒にできることはうれしいですし、「仲間っていいなあ」と思います。

――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?

視聴者の皆さんと同じだと思うのですが、映画を見たり、本を読んだり、普段時間に追われているときにはできないことをしていました。

一日を楽しむ、というのはどこにいてもできるタイプなので(笑)。(ザテレビジョン

「ドクターY」に米倉涼子と岸部一徳が出演決定!