初ゴールが持ち越しになった南野 来季は両サイドないしは中盤での起用が濃厚か

 リバプールは2019-20シーズンに30年ぶりのリーグ優勝を達成した。来季は連覇に挑むことになるが、リバプール専門メディアは「南野拓実、ネコ・ウィリアムズ、カーティス・ジョーンズが命運を握る」と取り上げている。

 リバプールは開幕から他の追随を許さぬ連勝街道を駆け抜け、圧倒的な強さを誇示した。歴代最多勝ち点記録(100)の更新には至らなかったが、32勝3分3敗の勝ち点「99」と、2位マンチェスター・シティに18差をつける独走優勝となった。

 そんななか、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は「リバプールの次なる歴史的偉業は、南野拓実、ネコ・ウィリアムズ、カーティス・ジョーンズが命運を握る」と見出しを打ち、「特にカップ戦では南野がチャンスをつかむ可能性が高い」と取り上げている。

 南野は加入後、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのバックアッパーとして最前線を務めることが多かったが、記事では「おそらくセントラルFWはライアン・ブリュースターが託される機会がもたらされるため、南野は左右か、中盤の8番の役割を与えられるだろう」と主張している。

 初ゴールは来季に持ち越しとなった南野だが、新シーズンの奮起に期待したいところだ。(Football ZONE web編集部)

リバプールMF南野拓実【写真:Getty Images】