俳優の仲野太賀が主演を務め、大島優子、若葉竜也が共演する石井裕也監督の最新作『生きちゃった』より、仲野と若葉が歌い奏でる主題歌「夏の花」を収録した特報第2弾が解禁された。

【写真】『生きちゃった』奈津美役の大島優子

 本作は、幼なじみの山田厚久(仲野)と奈津美(大島)、そして武田(若葉)の3人の物語。キャストは3人のほか、毎熊克哉、嶋田久作、伊佐山ひろ子、原日出子ら実力派が脇を固め、韓国の映画監督としても知られるパク・ジョンボムも出演する。脚本は石井監督によるオリジナルで、仲野は『町田くんの世界』に続いての石井組となる。10月以降、『All the Things We Never Said』の英題で、中国および香港、台湾、マカオなど世界各国の劇場でも公開される。

 山田厚久(仲野)と奈津美(大島)、そして武田(若葉)は幼なじみで、いつも一緒に青春を過ごしていた。30歳になった現在、厚久と奈津美は結婚しており、5歳の娘がいる。平凡だがそれなりの生活を送っていたある日、厚久が奈津美の浮気を知ってしまう。あまりにも突然のことで、厚久は怒ることも悲しむこともできず、感情にふたをするしかなかった。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係はゆがんでいき、物語は衝撃的な展開へと向かっていく…。

 今回解禁された「特報 夏の花ver.」には、新たな映像と共に、仲野演じる厚久と若葉演じる武田が唄う主題歌が収録されている。大島演じる奈津美を思って2人が作った歌で、曲名は「夏の花」。この曲と共に、路上でアコースティックギターを奏で、マイクを使わず真っすぐに歌う厚久と武田の過去の姿と、物憂げな表情やむせび泣く2人の現在の姿が映し出され、「これは一人の女のために二人の男が作った歌」というテロップの後、さまざまな表情をした奈津美を捉えた映像が続く。

 「夏の花」の作詞・作曲は、松たか子や藤井フミヤにも楽曲提供しているシンガーソングライターで、本作の音楽を担当した河野丈洋。

 映画『生きちゃった』は10月3日より全国公開。

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