石原さとみが主演を務める木曜劇場「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師処方箋」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第6話が、8月20日(木)に放送される。

【写真を見る】患者の症状について調べるみどり(石原さとみ)に瀬野(田中圭)がアドバイス

本作は、連続ドラマ史上初となる病院薬剤師が主人公の医療ドラマ。病院薬剤師たちが“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する姿を描く。

原作は荒井ママレ(医療原案=富野浩充)による同名漫画、脚本は「グランメゾン東京」(2019年、TBS系)などを手掛けた黒岩勉が務める。

石原が演じるのは、キャリア8年目の薬剤師・葵みどり。また、薬剤部に新人としてやって来る相原くるみ西野七瀬、薬剤部副部長の瀬野章吾を田中圭が演じている。

■ 患者の体調が改善せず悪戦苦闘

第6話では、処方された薬が効かない入院患者・小川早苗(高林由紀子)と、月経困難症の遠野倫(山谷花純)にスポットが当てられる。

生理痛で苦しむ倫に、くるみが初めて一人で服薬指導をすることに。しかし、倫の体調は改善せず入院することになってしまう。予告動画では、他の薬剤師が退勤した後も一人で調べものをするなど、悪戦苦闘するくるみの姿が映し出されている。

■ 注目の第6話では――

みどり(石原さとみ)らが区民センターで「高齢者のための服薬指導教室」を行った帰り、パッチワーク教室にいる小川早苗(高林由紀子)に気付く。その場でふらつき倒れてしまった早苗は、萬津総合病院に搬送され入院。みどりが、現在飲んでいる薬があるのか聞くと、何も飲んでいないと答える。

その後、処方された薬を指示通りに飲む早苗だが、一向に体調が良くならない。悩むみどりに薬剤部・副部長の七尾拓(池田鉄洋)は、早苗が“多剤耐性菌”(抗生剤を使用しすぎることにより、多くの抗菌薬抗生物質”に耐性を獲得した菌)を持っている可能性を疑う。

しかし、多剤耐性菌は医師から処方されている抗生剤がなければならないはず。みどりは早苗が倒れる前に飲んでいた薬が本当になかったのかを確かめる。

一方、生理痛がひどく、萬津総合病院の外来にやって来た遠野倫(山谷花純)。薬剤部主任の刈谷奈緒子(桜井ユキ)の指示で、相原くるみ(西野七瀬)は倫を相手に、初めて一人で服薬指導をすることに。

倫はくるみの服薬指導通りに薬を飲んで生活するも、体調が改善しない。それどころか、激しい腹痛に襲われ入院することになってしまい、刈谷はみどりに、やはりくるみと一緒に付いてほしいと提案。しかし、責任を感じたくるみは自分に任せてほしいと懇願する。(ザテレビジョン

初めて一人で服薬指導をするくるみ(西野七瀬)