ベセスダ・ソフトワークス8月18日(火)夜、フランスリヨンに拠点を置くArkane Studios開発のPlayStation 5、PC(Windows)向け一人称視点シューティング(FPS)ゲームDEATHLOOPについて、発売時期を2020年末から2021年の第2四半期(Q2)へ延期すると発表した。

 公式サイトの記述によれば、『DEATHLOOP』は謎めいた「ブラックリーフ島」を舞台に、原因不明のタイムループに巻き込まれたふたりの暗殺者コルトジュリアナ」が島の運命をかけて戦いあう作品だ。プレイヤーは「コルト」として強力な武器や能力を駆使し、島の各所にいる8人のターゲットを暗殺。タイムループを終わらせる方法を探さなければならない。一方で「ジュリアナ」や島民たちはタイムループを維持するため、「コルト」を暗殺することで計画を阻止しようとしてくる。

 シングルプレイヤーモード以外にも潜入型のマルチプレイヤーモードも搭載される予定で、進行中のゲームで「ジュリアナ」を操作して、他プレイヤーが操作する「コルト」との対戦も楽しめるようだ。本作の特徴は1960年代に刺激を受けて作られたレトロフューチャー調のアートデザイン好みのプレイスタイルを選択してループを突破可能なゲームプレイで、上記の動画からこれらの特徴を感じ取れることだろう。

(画像はDEATHLOOP』の公式サイトより)
(画像はDEATHLOOP』の公式サイトより)

 発表された告知文によれば、Arkane Studiosは従業員の健康と安全を守るために在宅勤務体制へと移行しており、今回の延期は開発期間の延長によって「同スタジオの作品や次世代機向けの作品としてふさわしいクオリティで提供する」目的と理由があるようだ。

 なお、『DEATHLOOP』の公式サイトでは、限定の壁紙配布や公式ファンコミュニティ「Arkane Outsiders」の登録受付を実施中だ。登録すると特製のデジタルアートブックを受け取れるため、本作やArkane Studiosの作品に興味があれば登録しておくとよいだろう。

ライター/ヨシムネ

『DEATHLOOP』の公式サイトはこちらベセスダ・ソフトワークスの公式Twitterアカウントはこちら
ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。