中国メディア・新民網は5日、ベルギー・アントワープで行われている体操の世界選手権で、米国チームコーチが中国の女子選手について年齢規定違反の疑いをかけたことを報じた。

  記事は、3日に終了した女子種目の予選後、米国のマーサ・カーロイコーチ中国人選手の中に16歳以上という年齢基準に達していない選手がいたと主張したことを紹介。米国による中国選手に対する年齢詐称疑惑は今回が初めてではなく、2008年北京五輪前にも当時の米国コーチが「明らかに子どもだ」と発言したと伝えた。

  マーサコーチの主張に対し、中国の葉振南コーチは自身のミニブログ上で反論した。葉コーチは、今大会に出場する選手は男女いずれも中国体操協会の審査を通り、国際的体操連盟の規定もクリアしているとし、米国側による主張は根拠がなく無責任であると批判した。また、法的手段に出る可能性も示唆した。

  葉コーチはさらに、選手の身長は人種や民族、栄養レベルなどで差があり、年齢を判断する唯一の根拠とはなりえないという見解を示すとともに、「なぜ中国選手と同じように体が小さい日本選手のことを疑わないのか」ともコメントした。