幼い頃の衝撃的な体験を描いた漫画「小3の頃、知らない男が家に入ってきた話」がSNS上で話題となっています。子どもの頃、母親が仕事でいないときは弟と留守番をしていた女性。小学3年生のある日、弟とそれぞれの友達の4人で留守番中にインターホンが鳴ったため、ドアを開けるとそこには…という内容で「めっちゃ怖い」「防犯の意識は大切ですね」「無事で本当によかった」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

「お母さんの友達」で不信感がなくなり…

 この漫画を描いたのは、主婦のしぃ(ペンネーム)さんです。「ninaruポッケ」で「しぃのゆるぐだママ生活」を連載中で、インスタグラムでも育児絵日記を発表しています。

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

しぃさん「『将来、家を買うなら、セキュリティーはどれくらい必要だろう』と考えていたときにふと思い出したので描きました」

Q.当時はよく、子どもだけで留守番をしていたのですか。

しぃさん「母子家庭で母が仕事をしていたので、いつも、子どもだけで留守番をしていました」

Q.このとき、男性に対して不信感は抱かなかったのでしょうか。

しぃさん「それまで、怖い目に遭ったことがなかったのと、面識のない人でしたが『お母さんの友達だよ』と言われたので、最初のうちは特に不信感はありませんでした」

Q.危険を感じた後は、すぐに行動に移すことはできたのですか。

しぃさん「はい、すぐに弟と弟の友達を呼んで、追い返すことができました」

Q.この後、お母さまや大人の反応は。

しぃさん「その後の反応については、ちょっと覚えてなくて…すみません」

Q.その後、留守番時の対応で変わったことはありましたか。また、この件に改めて危機感を持ったのはいつだったのでしょうか。

しぃさん「この後、しばらくして、祖父母と同居することになったので安心できました。(危機感を持ったのは)やはり、子どもができてからです。わが子も女の子なので、これから、親が注意して見守ったり、本人にも警戒心を持たせたいと思いました」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

しぃさん「『怖すぎる』という意見が多かったです。私も改めて振り返ってゾッとしましたし、本当に何もなくてよかったと心底思いました…」

オトナンサー編集部

漫画「小3の頃、知らない男が家に入ってきた話」のカット=しぃ(shiii_yuruguda)さん提供