ユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督は、フロジノーネ(セリエB)のアレッサンドロ・ネスタ監督をコーチングスタッフに迎え入れたいようだ。22日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
現役時代、イタリアを代表する名センターバックとしてラツィオやミランで活躍したネスタ氏は現在44歳。稀代のレジスタとして名を馳せたピルロ氏とはミランとアッズーリで共闘し、クラブで2度のチャンピオンズリーグ優勝と2度のセリエA制覇、代表では2006年のFIFAワールドカップ優勝をともに経験した。
ネスタ氏は現役引退後の2015年夏からアメリカのマイアミFCで監督業を始め、2018年5月から2019年6月まではペルージャを指揮していた。同氏は2019-20シーズンからフロジノーネの監督に就任し、セリエBのレギュラーシーズンは8位で終了。昇格プレーオフでは決勝まで進んだが、決勝戦はスペツィア相手に2戦合計1-1と引き分け、レギュラーシーズン3位のスペツィアに昇格を譲った。
一方のピルロ氏は、ユヴェントスU-23チームの監督就任発表からわずか9日後の8月8日、マウリツィオ・サッリ前監督の後任としてトップチームの指揮官に。監督未経験で「ビッグイヤー獲得」という大役を任されたピルロ氏は、盟友であるネスタ氏に自ら連絡を取り、コーチングスタッフ入りを打診したようだ。『コリエレ・デッロ・スポルト』紙によると、ネスタ氏がユヴェントス行きを決断した場合はアシスタントコーチに就任し、ピルロ監督の右腕を務めることになるという。
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