パルチザンに所属する日本代表FW浅野拓磨が、22日に行われたセルビアスーペルリーガ第5節のインジヤ戦で4試合連続ゴールを決めた。

 先発出場した浅野は1点リードの48分、右サイドから中央に切り込み、ビブラス・ナトホとのワンツーでペナルティエリア内に進入。飛び出したGKを冷静に左足ループシュートでかわして先制点を挙げた。

 65分には味方のロングパスで浅野とウマルサディクがエリア内に抜け出すと、サディクがGKの目前でパス。それを浅野が左足で無人のゴールに流し込んで追加点を挙げた。さらに浅野は76分、エリア中央で左サイドからのクロスを受けると、左足で押し込んでハットトリックを達成した。

 浅野はこれで4試合連続ゴールと絶好調。初のハットトリックを達成し、今シーズンのリーグ戦得点数を6ゴールに伸ばした。セルビア1年目の昨シーズンではリーグ戦23試合に出場して4ゴールを記録していたため、今シーズンは開幕5試合で昨季超えを達成した。

 パルチザンは5-0の大勝で3連勝を飾り、開幕5連勝で首位のツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター)と勝ち点差3の3位につけている。浅野は開幕5試合連続の先発出場で、82分までプレーして勝利の立役者となった。

パルチザンに所属するFW浅野拓磨(写真は8月9日のヤヴォル戦)[写真]=Getty Images