どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はドイツ代表MFヨシュア・キミッヒがバイエルンで決めた最初のゴールだ。



シュトゥットガルトユース出身のキミッヒは、当時ブンデスリーガ3部にいたライプツィヒへ移籍し、プロデビュー。2015年にはバイエルンへとステップアップを果たしたドイツ期待のMFだ。

本職はMFながらSBやCBもこなすユーティリティさを持つキミッヒは、そのサッカーIQの高さから“ラームの後継者”と言われている。そんなキミッヒの記念すべきバイエルン初ゴールは、2016年9月9日に行われたブンデスリーガ第2節、シャルケ戦で決めたゴールだった。

1-0とバイエルンリードで迎えた91分、バイエルンがカウンターを発動。相手陣内で数的優位に立つと、ボックス内でボールを受けたキミッヒはゴール右から反対サイドのゴールネットへ狙いすましたシュートを放つ。相手DFの股を抜いたボールは、GKの届かないコースを突き、見事なバイエルン初ゴールを決めた。

後半アディショナルタイムのキミッヒのダメ押しゴールで2-0としたバイエルンは、そのまま試合に勝利している。

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