どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はウォルバ―ハンプトンのイングランド人DFコナー・コーディがリバプール時代に決めた最初のゴールだ。



現在は躍進著しいウルブスの守備の要としてキャプテンも務めているが、リバプールユース育ちの過去を持つコーディ。地元出身の生え抜き選手として、U-23時代からファンの注目を浴びていた同選手は、トップチーム定着は叶わなかったが、2011年7月13日に行われた、広東日之泉足球倶楽部とのプレシーズンマッチでは、トップチーム初ゴールを決めている。

中国2部クラブとの親善試合となったこの試合では、リバプールが実力の差を見せつけ、序盤から得点を奪う。そして2-1とリバプールリードで迎えた72分、センターサークル付近で味方からのロングボールを受けたFWアンディキャロルが裏へ動き出したコーディにスルーパスを出す。コーディはドリブルでボックス内に侵入すると、そのまま力強いシュートをゴール右に沈め、見事な初ゴールを決めた。

その後も得点を重ねたリバプールは、終了間際に反撃に遭うも4-3で勝利している。

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