本件は、感染症対策のひとつとして東京都が運営する、宿泊療養施設での課題解決に資するロボットの実証を行うものです。実際の宿泊療養施設に近い構造の「ホテルルートインGrand東京浅草橋」において、受付、客室とのコミュニケーション、搬送、清掃など、様々な業務を各種ロボットが非対面、非接触で実施。スタッフや療養者の負担軽減や感染リスクの低減などの有効性を検証します。
本実証では、シャープのモバイル型ロボット「RoBoHoN（ロボホン）」による非対面・非接触での受付応対(※２)、およびAGV（自動搬送装置）を用いたリネン類搬送のシミュレーションを行います。フロントデスクに設置されたロボホンが、本体に搭載のカメラで来訪者を検知すると、あらかじめ設定したおもてなしメッセージなどを発話します。スタッフは遠隔地からタブレット端末で利用者の映像や声を確認できるほか、利用者に問いかけたい内容をタブレットに入力することで、ロボホンに発話させることができます。また、客室にもロボホンを設置。スタッフへの問い合わせや依頼などを、ロボホンを介して音声で行うことが可能です。さらに、AGVを活用し、シーツやタオルなどのリネン類、歯ブラシなどのアメニティ類を客室に無人で搬送するほか、回収も行います。
※1 東京都内の様々なフィールドにおいて、移動支援、警備、清掃、接客などのサービスを提供する各種ロボットの実証を行い、社会的課題の解決を目指すものです。株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所（所在地：東京都千代田区、代表取締役社長：柳 圭一郎）が、東京都より委託され、事業プロモーターを務めています。
※2 ホテルなどにおける受付業務を無人化するシャープの「遠隔接客ソリューション」を活用しています。
※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。
ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。
【プレスリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/200827-a.html
【画像ダウンロードサービス】
https://corporate.jp.sharp/press/p200827-a.html
配信元企業：シャープ株式会社
コメント