最近、肩凝りや腰痛に悩んでいませんか?それは仕事をしているときの姿勢や、座り続けて腰に負担をかけていることに原因があるのかもしれません。
そんな悩みの解決にもなる、立って仕事をするスタンディングデスクに注目が集まっています。
この「立ってデスクワークをする」という新しいスタイルは、在宅での仕事の生産性を上げるヒントにもなるでしょう。
今回はインテリアコーディネーターのタクミさんが、スタンディングデスクで仕事をするメリットを詳しく解説していきます。
テレワークの肩凝りや腰痛に!スタンディングデスクのおすすめは?世界のIT企業で「立ってデスクワーク」を導入が増えている
Google、Facebookといった世界のIT企業では、立ちながらデスクワークをすることを取り入れています。立ち仕事を増やすことで、以下の3つのメリットがあるといわれているからです。
- 姿勢が矯正され集中力が高まる
- 立って仕事をすると眠くなりにくくなる
- パソコンの作業環境が改善され肩こり腰痛の防止になる
1つずつ解説をしていきます。
スタンディングデスクで、姿勢が矯正されて集中力が高まる
立ち仕事のメリットは、前のめりになったり猫背になるのを防いでくれる効果があります。
猫背になれば肩の筋肉に負担がかかり、疲労感が増す原因になるでしょう。そんな状態で仕事を続ければ、集中力が途切れてパフォーマンスのよい成果は期待できません。
「立って仕事すると足が疲れそう」という声も聞こえてきそうですが、クッション性の高いルームシューズを履くことでかなり解消されます。
撮影/unsplash
立って仕事をすると眠くなりにくくなる、というメリットも
人は座っているときはリラックスしやすく、立っているときは緊張感を感じています。例えばランチが終わって、仕事を再開しようとしたら眠気が襲ってきたという経験、ありませんか?
頭がボーッとしたり、午後の仕事に集中できない原因は、椅子に座ってリラックスしてしまうことにも原因があります。
そんな眠気対策に、立ち仕事が有効的に働きます。緊張感を持つことで午後の眠気を抑えることができれば、仕事の効率もアップします。
パソコンの作業環境が改善され、肩こり腰痛が減る
撮影/photoAC
椅子に座り長時間仕事をすると、ずっとパソコンを見下ろすような姿勢をとることになり、首に相当な負担がかかっていました。
一方でスタンディングデスクは、高さを調整することができるため「背筋を伸ばした状態」「モニターと目線の位置を水平にする」ことが可能になります。
座っているときよりも、モニターの高さは高くする。キーボードの位置を高くすることが、身体に負担がかかりにくいポイントになります。
スタンディングデスクは、自宅でも簡単に取り入れることができるため人気です。
在宅ワークの作業環境を見直す際には、立って仕事をすることも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
スタンディングデスクは「昇降ガス圧レバー式」がおすすめ
撮影/CANVA
これからスタンディングデスクを使ってみたい方には、レバーを引いて高さを調節することができる昇降ガス圧レバー式がおすすめです。
価格は2~3万円ほどしますが、1㎜単位で高さを自由に変えられるので、使う人の身長に合わせて調節できることがメリット。
ほかにも高さが固定されているモノや、手動でネジを回しながら高さを調節するタイプもあります。
この手のタイプは価格が1万円前後からとお手軽ではありますが、高さが調節できなかったり、工具を使って調節しなければならないなどのデメリットも。使う人にピッタリと机の高さに調節ができなかったりするケースがあるようです。
スタンディングデスクを使うメリットは、集中しやすく疲れにくい環境をつくり出すことにあります。
在宅ワークの作業環境を見直す際には、仕事の生産性を上げることができるスタンディングデスクを選ばれてはいかがでしょうか?
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