ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督が今夏マンチェスター・Uから期限付きで加入したU-21オランダ代表FWタヒス・チョンについて言及している。28日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。

 ブレーメンは現在、新シーズンに向けてオーストリアのツィラータールでトレーニングキャンプを行っているが、新加入のチョンはすでにブンデスリーガ開幕への準備ができているようだ。

 コーフェルト監督はチョンについて、「彼の能力であれば、ブンデスリーガですぐにスタメンを託せるだろう」と期待を寄せている。また、同監督は昨季公式戦34試合で11得点8アシストを記録したコソボ代表FWミラト・ラシカ、FWニクラス・フュルクルク、アメリカ代表FWジョシュ・サージェントなどにも期待しているといい、チョンが加わったことにより攻撃のオプションが増えたことを喜んでいるようだ。

 ブレーメンは2019-2020シーズンのブンデスリーガを16位でフィニッシュし、1981-1982シーズンに昇格を果たして以来、最低の成績を記録した。新戦力が加わったチームで2020-2021シーズンは巻き返しを図ることはできるだろうか。

 

ブレーメンで新シーズンに挑むタヒス・チョン [写真]=Getty Images