サポーターとの結びつきが強いことで知られるナポリの“ワンダフル”な支援が話題を集めている。イタリア『napolimagazine』が伝えている。

地元への帰属意識が強いイタリアにおいても、熱狂的なティフォージの存在で知られるナポリ。

本拠地サンパオロに集い、愛するクラブに惜しみない愛を伝えるファン・サポーターに対するクラブ側のリスペクトの念も強く、今回はその想いがSNS上での試みに現れた。

ナポリは28日、クラブ公式『ツイッター』に一匹の可愛らしい犬の写真と共に、「ペスココスタンツォで休暇を過ごしていたナポリファンの家族に関して、今日の午後1時頃にこの美しい小さな犬の居所がわからなくなっています。この犬を探す手助けをして頂けますか？　この子を家族の元に連れ帰るために協力して頂ける方には感謝をお伝えします」と、ナポリファミリーやフットボールファミリーに対して迷子犬探しのサポートを依頼した。

すると、この投稿に対してはライバルクラブのローマがリツイートするなど、多くの反響があった。

そして、当該投稿の数時間後にナポリは、「嬉しいことにデイジーが見つかりました!　デイジーとローザ万歳!」と、迷子犬デイジーが無事家族の元に戻ったことを写真付きの投稿で明かした。

デイジーが見つかった経緯に関しての説明はなかったため、ナポリの働きかけがどの程度効果を発揮したかは不明だが、愛犬が迷子となった中で動揺していた家族にとって愛するクラブからの支援は非常に心強いものとなったはずだ。



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