サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回は元ブラジル代表FWのエウベル氏がバイエルン時代に決めたゴールだ。



高さ、強さ、スピードなど、ストライカーとして必要な素質を全て備えた万能型ストライカーとして知られるエウベル氏。ブンデスリーガでは133ゴールを記録しており、FWクラウディオ・ピサーロとFWロベルト・レヴァンドフスキに抜かれるまで、ブンデスリーガの外国人最多得点記録を保持していた。

バイエルン時代の2003年1月26日に行われたブンデスリーガ第18節のボルシアMG戦では、まるでダンスのようなプレーから華麗なゴールを決めている。

2-0とバイエルンリードで迎えた終了間際の89分、ボックス深部からのMFゼ・ロベルトのパスを受けたエウベルは、ゴールに背を向けながら、反転して左足でボールを収めると、今度は右足でヒールキック。ダンスステップのような華麗なムーブから放たれたシュートは相手のデフレクションがありながらもゴールに決まった。

これでダメ押しの3点目を奪ったバイエルンは3-0で勝利している。

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