チェルシーは29日、ブライトンとの親善試合を行った。

2週間後にプレミアリーグ開幕を控え、プレシーズンで初の親善試合に臨んだチェルシー。この一戦では、FWティモ・ヴェルナーとMFハキム・ツィエクの注目の新戦力が先発出場した。

すると試合序盤に早速この2人が魅せる。右サイドのライン際でボールを持ったツィエクが左足でゴール前にクロスを供給すると、左から入ってきたFWカラムハドソン=オドイが頭で折り返したところをヴェルナーが詰めて先制。新たなホットライン誕生を予感させる見事なゴールだった。

だが、この日はその後が続かず、ゴールはこの1点のみに。終盤にはブライトンに2度のPKを与えてしまい、1度目はGKウィリー・カバジェロが止めたものの、後半アディショナルタイムの2度目のPKはさすがに止めることができず、1-1という結果に終わった。

また、この試合ではツィエクとFWオリヴィエ・ジルーが負傷交代。軽傷だと思われるものの、今後の報告が待たれることになる。一方、ブライトンでもGKクリスティアン・ウォルトンが足首を負傷。こちらは担架で運ばれる事態となった。

なお、移籍後初ゴールを決めたヴェルナーは試合後、ツイッターで「良いスタートになったよ。このゴールをきっかけにたくさんのゴールが決められるといいね!」とコメントしている。

来月12日に開幕するプレミアリーグでは、14日にブライトンvsチェルシーが組まれている。

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