毎日使うキッチングッズ。「大は小を兼ねる」ということで、大きめサイズを使っていたけれど、「ダウンサイジングしてミニサイズにしたら、小回りがきいて実に使いやすいんです」と話すのは、ライフオーガナイザーで整理収納のプロ・田川瑞枝さん。
小さめサイズだからこその、使い勝手のよさを教えてもらいました。
キッチングッズ、ミニサイズにしたら大正解だった3つとは?ミニサイズのまな板は食材をほんの少しだけ切りたいときに
いろいろな食材に対応できるように、わが家で普段使いしているまな板は、約38×21×1㎝と大きめです。大根やカボチャなど、大きかったりかたい素材を切るときは、大きめサイズだと安心して調理できます。
でもその分、重さもあるので収納する場所も選びます。また、食材をほんの少しだけ切りたいときは、わざわざ出してくるのがおっくうなことも。
牛乳パックで代用などもできますが、いつもあるわけではなく…。軽くて小さくて、できれば包丁の刃が傷まないようにカットできるモノを探していました。
そして見つけたのが、エピキュリアンのカッティングボードです。Sサイズは約15×20㎝で1900円(税別)。素材はセルロース繊維加工品と、天然木を合成した素材で、刃当たりも優しく、食洗機もOK。
重さはなんと約250g。穴が開いているので、フックにぶら下げられるのも便利。収納場所にも困りません。
カットしたフルーツを、そのままお皿代わりにのせてテーブルへ、なんていう使い方も。洗い物を減らせるのもオシャレなミニまな板ならではです。
KEYUCAのペティナイフは、刃先がちょっとだけあればいいなというときに
肉や魚などを切るときは従来のサイズ。チーズや果物などを切るときはペティナイフがオススメ。ペティナイフって果物を切るくらいしか出番がなさそうと思っていましたが、使ってみるとかなりの頻度で登場しています。
漬物を切る、豆腐のパッケージを開けるなど、刃先がちょっとだけあればいいなというときに、小さいサイズは意外と重宝します。
わが家で愛用しているのは、おしゃれ雑貨屋さんとして有名なKEYUCAのペティナイフ。2590円(税別)。
雑貨屋さんで売っているとは思えない本格派で、職人さん手づくりの燕三条製。軽くて持ちやすくて、なにより「KEYUCA」のネーミング入りなのが、使っていてテンションが上がります。小さいと洗うのも簡単なので、ついついこれを使ってしまいます。
ポケットサイズの水筒はちょっとのお出かけのときに
ポケットにすっぽり入るサイズの水筒、ポケトルを愛用しています。容量は120ml。1200円(税別)。日経トレンディ2019年ヒット商品ランキング28位。最近は雑誌の付録にもなるほど、このサイズが人気です。
スーパーまで食材を買いに行くといった、ちょっとのお出かけのとき。水分補給したいけれど大きな水筒を持っていくのは大げさです。ポケトルならバッグの中に入れても邪魔にならず、カップ1杯くらいの容量で充分。自販機でペットボトル飲料を毎回買うとお金がかかりますが、持参すればタダですし。
持ち運びもラクですが、収納するときにもミニサイズは場所を選ばず便利。無印良品のファイルボックスに入れて収納していますが、十分余裕をもって収まります。
キッチンでは、ちょっと沸かし過ぎたお湯を入れておくと、のちに白湯が飲みたい時にも便利です。洗いやすくてコンパクトに収納できるので、ミニサイズはいいことたくさん。この便利さ、ぜひ試してみてください。
コメント