ウォルバーハンプトンが、ナポリアルジェリア代表DFファウジ・グラム(29)に関心を示しているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

2014年の加入から左サイドバックの主力として活躍してきたグラムだが、ここ数年は度重なるケガの影響で調子を崩し、出場機会が激減。昨シーズンも筋肉系のトラブルでシーズン半ばに3カ月以上の長期離脱を強いられ序列が低下し、リーグ戦9試合の出場にとどまった。

以前から退団の噂が流れるグラムに関心を示すウルブスでは、先月初めに左のサイドバックやウイングバックを務めていたMFジョニーカストロが右ヒザの前十時じん帯を損傷。手術を必要とする大ケガで、復帰の目処は立っていない。

そこで、クラブはグラムの代理人であるジョルジュ・メンデス氏のツテを利用して、交渉を優位に進めようと考えているようだ。

ウルブスにはメンデス氏が顧客に持つ選手が多数在籍しており、ヌーノ・エスピリト・サント監督をはじめ、MFルベン・ネヴェスやFWジオゴ・ジョタ、MFジョアン・モウティーニョ、GKルイ・パトリシオらが該当する。

『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、順調に交渉が進めば数週間で移籍が実現するとのこと。一方、ナポリではグラムが退団した場合、レギア・ワルシャワに所属する19歳のポーランド人MFミハウ・カルボフニクの獲得に動くようだ。

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