「まちづくりに企業の力を」を経営理念とする株式会社官民連携事業研究所(本社:大阪府四條畷市、代表取締役社長:鷲見 英利、以下「官民連携事業研究所」)は、これまでの実証事業立案・実施の実績と知見を活用し、社会課題解決へ向けた官民の実証実験事業を促進するためのプラットフォーム「POCOLAB(ぽこらぼ)」事業を近日開始いたします。

※PoC(Proof of Concept):概念実証。新たに開発された技術や理論、アイデアなどに対して、実現可能かどうかを試作開発の前段階で実証すること。広義で「実証実験」と同義。

■サービス提供の背景と概要
社会課題が複雑化する中、ひとつの解決アプローチとして官民連携(公民連携)※はますます重要性を増してきています。
官民連携事業研究所がサポートしている自治体においても「もっと幅広い取り組みを実施したい」「社会課題解決に民間の力を活用したい」という声を多数頂いております。他方、企業側からも「CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)の活動として、自治体とつながり、共創事業を進めていきたい」「自社のプロダクト・サービスを自治体とともに実証したい」「ゆかりのある地域に事業で貢献したい」といったお問い合わせをいただくことが多数ありました。
そこで「POCOLAB(ぽこらぼ)」によって、官民連携事業研究所のこれまでの実証事業立案・実施の実績と知見を活用し、自治体と企業とがより有機的につながれるサービスを開始いたします。
※官民連携(公民連携):官民連携とは、公共サービスの提供に何らかの形で民間が参画し、官と民がそれぞれお互いの強みを生かし、最適な公共サービスの提供を実現していくための一つの方法です。公民連携ともいう。

■サービス提供時期(予定)について
2020年9月中:サービスリリースおよび自治体・企業の募集登録スタート
2020年10月~:コンテンツ配信開始(会員向けセミナー、官民連携情報の提供、マッチング機会の提供等)

■今後の展望
「POCOLAB(ぽこらぼ)」は、官民連携や実証実験に積極的に取り組んでいきたい自治体や公務員の登録と、自治体と組みたい企業の登録を拡充してまいります。プラットフォームにおいては、官民連携の事例情報の共有やセミナー等を行い、官民連携の促進にもつながるための知見・ノウハウの共有の場にもつなげていきます。

■連携協定先自治体からのコメント
四條畷市大阪府) 東 修平 市長
最近よく話題となる官民連携。耳触りの良い単語ではありますが、実際のところ、言うは易しで行うは難し。どの自治体もなかなか上手くいっていないのが現状です。そうしたなか、官民連携事業研究所は、まだ立ち上がって2年に満たないにも関わらず、官民連携の成功事例を全国で次々と生み出されています。そのような先駆的な企業が、四條畷市に本社を構えておられることを、地元市長としても頼もしく感じております。新たに開始されるPOCOLABが、官民連携の流れを加速させ、さらに多くの市民の皆さんに良い影響をもたらすことを信じております。

延岡市宮崎県) 読谷山 洋司 市長
ノーベル化学賞の吉野彰博士、多くのオリンピックメダリスト、日本一の清流・五ヶ瀬川、全国有数の漁獲高、など、延岡市は多くの世界一、日本一を育んできましたが、これまで行政分野でのチャレンジは不足していました。しかし、鷲見社長率いる官民連携事業研究所との連携により今や新たな市民サービスを次々に展開しています。既に、バーチャル市役所総合案内、妊婦・思春期女性向け無料リモート相談、職員向け24時間無料リモート相談、シェアサイクル、テイクアウト・デリバリー支援、などに全国に先駆けて取り組んでいるほか、現在さまざまな官民連携プロジェクトを構築中です。人口12万人という、どこにでもあるまちなので、民間企業の皆様にとっては最適のテストベッド。我が市での実証事業は全国の自治体や民間企業の皆様に参考にしていただけます。私は公務員のみならず起業経験もありますので、スピードはどこにも負けません。POCOLABを通じて我が国の官民協働イノベーター役を果たしたいと思います。

三宅町(奈良県) 森田 浩司 町長
全国で2番目に小さな町!三宅町の森田です。時代の変化、価値観の多様化がますます進み、行政だけで課題を解決することは困難になってきています。地域の課題解決のために、住民の皆様との協働だけではなく企業との協働の重要性が高まっています。しかし、小規模自治体ではなかなか企業の方との接点が少ないのが実情です。今回のPOCOLABを通じて様々な企業の方とつながりやすくなることは、小さな自治体にとっても、より町民の皆様の幸せにつながる取組がうまれるチャンスになると確信しております。



三木市兵庫県)職員 清水 暁彦 氏
三木市は、国内外の人たちから愛される金物をはじめ、日本一の生産量と品質を誇る酒米の王者「山田錦」、アジアトップクラスの数と質を誇るゴルフ場など、数多くの地域資源を有しています。また、神戸市に隣接し高い利便性がありながらも、自然豊かな暮らしやすいまちです。人口減少が進むこれからの時代において、持続可能な社会の構築には、民間事業者との協働が必要不可欠であると感じています。そのプラットフォームとなるPOCOLABは、新たな時代の自治体業務と職員の人材育成を大いに助けるものになると確信しています。

■官民連携事業研究所のこれまでの実績(代表例一部)
数々の自治体・企業の共創を手掛けてまいりました。

【関連リリース】(弊社クライアント・パートナー企業のプレスリリースに遷移します)
▼自治体の皆様~地域の環境音自然音を観光資源として発信~日本の「音」を世界へ発信する「Sounds of JAPAN」プロジェクトを始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000042265.html

▼株式会社Cqreeが宮崎県延岡市と連携協定を締結!両者の資源とノウハウを活用しコロナ禍の中、新たな販売戦略に取り組む飲食店の支援と地域発展のサポートを開始。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000056483.html

▼コロナ禍 アルバイトを失った学生を支援大阪府枚方市と株式会社Review連携協定
協定式について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000043858.html
結果について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000043858.html

鎌倉市とVALT JAPAN株式会社 障害者の仕事と体調管理両立支援システムの実証実験に関する協定を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000013618.html

■「POCOLAB(ぽこらぼ)」概要
サービス名:
POCOLAB(読みおよび愛称:ぽこらぼ)

サービス概要:
社会課題解決の第一歩目として実証実験の場と機会などを提供したい自治体とフィールドで成果をあげていきたい企業とがつながることができるサービス。官民連携の事例および促進のために必要な知識やノウハウも登録者向けに提供してまいります。基本利用は無料です。

サービス名の由来:
PoC(概念実証)xCollaboration(コラボ)xCo-Lab(ともに事例を研究し、共有する)といった3つの意味を合わせています。実証実験をとおした様々な共創事業が生まれる場となる願いをこめています。
■株式会社官民連携事業研究所 について

本社:大阪府四條畷市岡山1丁目3番12号 上邨ビル2F

HP:https://p4rl.com/
代表:代表取締役社長 鷲見 英利
設立:2018年11月
事業内容:日本国内における官民連携事業の推進など

■POCOLAB(ぽこらぼ)についてのお問合せ
本件に関するご質問等は下記のお問合せフォームより受け付けております。
お問合せフォーム:https://p4rl.com/contact/





配信元企業:株式会社官民連携事業研究所

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