オーラルケアブランド「Oral-B by Braun」より、「自宅で歯科クリーニングのような磨き上がりを実現」する充電式電動歯ブラシ「オーラルB iO」シリーズが新登場。

10月2日(金)の発売を前に「オーラルB iO9 ブラックオニキス」を入手できたので、オンラインで開催されたメディア向け製品発表会の様子とともにその最新テクノロジーを紹介します。

リニアモーターカーの原理を用いた世界初のテクノロジーを搭載

歯科クリーニングレベルの磨き上がりを自宅で実現することを目的に、約6年にわたる開発期間を経て誕生した最上位モデル「オーラルB iO」。

ブランドの代名詞である独自の丸型回転ブラシはそのままに、リニアモーターカーと同じ原理を電動歯ブラシに応用した世界初の磁気駆動システムリニアマグネティックシステム(TM)”を搭載しています。

ギア駆動から一新された、磁気のエネルギーを利用した駆動システムによって、毛先の1本1本を超高速で振動させたパワフルなブラッシングを実現。

この“遠心マイクロモーション(TM)”と呼ばれるテクノロジーにより、丸型回転ブラシが歯の1本1本を包み込んで水に溶けにくい歯垢を物理的に除去し、「手磨きと比べて99.7%アップの歯垢除去力」をうたっています。

人工知能ブラッシング認知機能が進化

また、昨年発売の「ジーニアスX」に採用された人工知能ブラッシング認知機能”がさらに便利に。

同機能は、モーションセンサーがブラシの持ち方や動かし方、スピードを検知し、AIが数千人分のブラッシングデータとパターンを照合。Bluetooth接続したスマホの専用アプリ上で、ユーザーが磨いている箇所をリアルタイムに表示してくれるというもの。まだ磨いていない箇所は青く、磨き終わった箇所は白く表示されます。

新たに搭載された 3Dトラッキング機能によって、歯の外側・内側・かみ合わせ面まで、歯全体を16エリアに分割して、ブラッシング動作を立体的に分析してくれるように。手磨きでは気付かない磨き残しがひと目で分かるようになっています。

サポート機能やアクセサリーも充実

さらに、ブラッシングに適切なチカラ加減を赤・緑・白の3色で教えてくれる“スマート押し付け防止センサー”も搭載。ブラシ圧が弱いと白、反対に強いと赤に光って警告してくれます。正しいブラッシング圧を意識することによって、高い歯垢除去力を最大限引き出してくれます。

7つのブラッシングモードは本体のインタラクティブディスプレイで切替えが可能。ブラッシングを開始するとタイマーが作動し、磨き終わりにはブラッシング時間のフィードバックを可愛らしい顔のアイコンで表示してくれます。

付属品には、替えブラシ「アルティメイトクリーン」2個、3時間でフル充電可能なマグネット式充電スタンド、充電機能付きトラベルケース、ブラシボルダー。

ケースのまま充電できるトラベルケースは旅先や出張先への持ち運びに便利です。

コロナ禍でセルフケアの重要性が高まる

全身疾患につながる可能性や、ウイルスの侵入を助ける働き、免疫力への影響が指摘される歯周病を予防するため、オーラルケアにおいては、自宅での毎日のセルフケアと、歯科医院での定期的なプロケアの両方が重要となります。

しかし、P&Gの調査では、むし歯や歯周病などの不安を抱えている一方、新型コロナウイルスの影響で歯科医院の受診を控えていると回答した人の割合は約5割にのぼったというデータが。

P&G オーラルケア アジア部長 シニアディレクターを務める大川正樹氏によると、「オーラルケアへのニーズを背景に、オーラルBの伸長率はコロナ禍における5月時点においても、前年比で約130%を維持し、市場をけん引しています。自粛期間明けの6月から7月は、高機能モデルの構成比が増えています」といい、自宅でおこなうセルフケアの質が重要視されていることを裏付けています。

「日本は今、迫りくる人生100年時代の超高齢化社会と、コロナ禍による新しい生活様式のなかで、衛生健康意識のまさに転換期にあります」と語る大川氏は、「オーラルB iOを、自宅で歯科クリーニングレベルのセルフケアをおこなう“ニューノーマル・オーラルケア”の象徴として、日本のオーラルケアのステップチェンジを図っていきます。電動歯ブラシを主軸に、ブラッシングカテゴリの市場を、次の5年で現在から130%までに成長させること目指します」と、電動歯ブラシの普及によって国内の健康・衛生対策を支えていくとしています。

Oral-B by Braun公式サイト:
https://www.oralb.braun.co.jp/ja-jp

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リニアモーターカーの原理で高い歯垢除去力を発揮 次世代電動歯ブラシ「オーラルB iO」