スペイン代表を率いるルイス・エンリケ監督が、昨シーズンにやや評価を下げてしまったマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアチェルシーGKケパ・アリサバラガを擁護している。スペインマルカ』が伝えた。

共にビッグクラブでプレーし、スペイン代表のゴールマウスを守護する世界的GKである2人。ゴールキーパーは好セーブを見せれば大きな賞賛が浴びせられる一方、ミスをすれば失点に直結し、批判に晒されやすいという紙一重のポジションでもある。

昨シーズンの両選手は決してベストパフォーマンスを披露出来たとは言えない中、エンリケ監督はUEFAネーションズリーグの開幕に向けたラ・ロハに招集。3日に行われたドイツ代表戦では、先発したデ・ヘアの活躍もあり、スペインは終盤のゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。

エンリケ監督は好プレーを見せたデ・ヘアと、今夏の移籍も噂されるケパへの信頼を強調。批判が集まりやすいポジションであると理解を示しながらも、2人がヤワな選手ではないことを確信させた。

「彼(デ・へア)はイングランドでこのようなゲームを数多くこなしてきた。我々は彼の試合を徹底的に分析している。彼とケパのミスはニュースになりやすい。だが気にしてもいないだろう」

「デ・へアがプレーした試合を見れば、我々には素晴らしい守護神がいると言わざるを得ない。私は彼らが崩れてしまわないように指導する。あのポジションは多くを求めるポジションだからね」

「しかし、マスコミは彼らに厳しい目を向けてしまう。だから私はそれ以上の愛情を持って接しているよ。ミスをすれば他の選手より目立ってしまうことは彼らもよくわかっている。でも動揺することはない」

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