どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回は元イングランド代表MFアシュリーヤングインテルで決めた最初のゴールだ。


アストン・ビラでリーグ屈指のウインガーとしてブレイクしたヤングは、2011年夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。その後、徐々にポジションを下げ、SBやWBとしてプレーするようになったヤングは、安定感のあるプレーでチームに貢献しキャプテンも務めたが、2020年1月にインテルに加入している。

ウイング時代からの精度の高いクロスに加え、守備力も備えたヤングは、堅実なプレーインテルでは再び活躍を見せているが、その記念すべき初ゴールは、2020年2月16日に行われた、セリエA第24節のラツィオ戦で決めたゴールだった。

0-0の同点で迎えた44分、ボックスの外からMFアントニオ・カンドレーバがミドルシュートを放つ。これはGKがパンチングで弾くが、ヤングがこのこぼれ球にボックス内で合わせてボレーシュート。ワンバウンドのシュートは、ゴール左上に決まり、先制ゴールとなった。

ヤングの初ゴールで先制ゴールインテルだったが、その後逆転され、試合には1-2で敗れている。

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