今回は、そんなスッキリとした暮らしを実践するミニマリストのクローゼットに注目し、その中身や収納のポイントを紹介します。
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ミニマムな暮らしを実践している人の収納実例もピックアップ!スッキリとしたクローゼットにするための参考にしてください。
■ミニマリストのクローゼットの中身は?
出典:photoAC
基本的に持ち物が少ないミニマリストは、クローゼットの中身ももちろん必要最小限です。そのため、いつもクローゼットに余裕がある状態をキープ。余裕があるためギューギューに詰め込む必要もなく、全体が見えやすいので自分が持っているアイテムを把握しやすくなります。自分の持ち物を把握することがミニマリストへの第一歩。持っているものが把握できていれば、不要なものを購入することもなく無駄な出費を抑えることもできます。
■ミニマリストのワードローブは何着?
出典:photoAC
人にもよりますが、ミニマリストのワードローブは20着ほどだそう。もっと少ない枚数で着まわしている人もいるようです。そのため組み合わせに悩むこともなく、朝の身支度が早くなるなどの利点も!少ない枚数で着まわすため、自然と洋服を大切に扱うようにもなります。結婚式やパーティに必要なドレスなど、たまにしか着ないアイテムはレンタルを活用するのも有りですよ。
■ミニマリストのクローゼット収納のポイント
ミニマリストのクローゼット収納には、いくつかのポイントがあります。
・持ち物の数を決めてそれ以上増やさない
出典:photoAC
持ち物の数を決めたら、同じようなアイテムを増やさないのが余裕のあるクローゼットを保つコツのひとつ。枚数が増えなければ、必然的に収納もスッキリします。欲しいものを我慢するだけではなく、新しいものをひとつ購入したら古いものをひとつ処分するなど、無理のないルールを決めてみましょう。
・それぞれの収納場所を決める
出典:@ sh.atyouさん
アイテムの数を決めたら、それぞれの収納場所を決めてあげましょう。BOXや棚に収納する場所を決め、そのスペースに入らないものは家に持ち込まないようにします。すでに持っている持ち物を減らすことは大変ですが、一度減らしたらそれ以上増えないようにすることも、スッキリとしたクローゼットを保つコツのひとつです。
・着る機会の多い服はハンガーにかける&ハンガーにも気を配る
ミニマリストのワードローブは少ないですが、その中でもヘビロテして着る機会が多い服は、ケースなどには入れずハンガーにかけたままにしておく人も多いよう。こうすればどんな服があるか一発で分かるだけでなく、着るたびにいちいち取り出す手間も省け、支度がスムーズになります。
また、厚さのあるハンガーを使うとそれだけで場所をとってしまいます。薄型のハンガーを使うことで、スリムなクローゼットになるよう工夫しているミニマリストもたくさんいますよ。
・たたむときは、収納しやすいたたみ方で!
服をたたんで収納する場合、たたみ方を統一することで、より一層スッキリ収納が叶います。Tシャツなどをたたむときは、以下の手順で行います。
1.服を平らな場所に置き、袖と身ごろ(胴体部分)を3等分し、3分の1だけ内側に折ります。逆も同じく、内側に折り込みます。これで服の幅は元のサイズの3分の1になりました。
2.3つ折りの要領で、襟部分を内側に折り込みます。さらに内側に折り込み、あとは反対側(裾側)も折り込めば完成です。
この方法だとかなりコンパクトになるうえ、形やサイズも統一されるため、収納しやすくなります。
ちなみに小物の中でも、バラバラになりやすく収納しにくい靴下は、平たい場所に置き、かかとを整えてから2足を重ねて半分サイズに折り、さらに半分に折りましょう。コンパクトになり、しまいやすいですよ!
・収納ケースにも気を配って!
ミニマリストが最も重視するのが、実は収納ケース。服や小物類をしまいやすい形か、たくさん入る大容量か、デザインはフィットしているか…選び方にはさまざまなポイントがあります。
シンプルなデザインのものならどんなクローゼットにも合いますし、フタつきのストッカーを選べば、ホコリをかぶる心配もありません。収納するものや用途に合わせ、選んでくださいね。
■インスタから学ぶ!ミニマリストのクローゼットと押入れの収納実例
インスタグラムで見つけたスッキリとしたクローゼットや押入れの収納実例を紹介します。
・クローゼットに対しての適正量を守る
出典:mamagirlLABO @maachi.k.k_homeさん
程よい量の洋服を収納している@maachi.k.k_homeさんのクローゼット。スッキリとしているので、どんなアイテムがいくつあるのかもすぐにわかりますね。詰め込まないので洋服がシワになりにくいという利点もあります。
・オープン収納でキレイを保つ
出典:mamagirlLABO @__hochi__mさん
@__hochi__mさんのクローゼットは、ドアをつけないオープン収納。いつも目に入るのでキレイをキープしやすくなっています。ハンガーにかけた洋服の下には、たたんでしまう用のシェルフや小物用のカゴを設置。
女性は小物も多くなりがちですが、ここに入るだけとルールを決めれば増えすぎも防止できそうです。
・ワイシャツもかけたまま収納
出典:クローゼット収納のお悩み解決!便利アイテムにも注目☆ @ayumi._.201さん
ミニマリストの暮らしは、物を減らすだけではなく無駄をなくすことでもあります。メンズの場合、アイロンがけが必要な男物のワイシャツは、かけて収納するとたたみジワが気にならないのでおすすめ。
ハンガーにかけて収納することで余計なアイロンがけの手間が少なくなりますよ。
・ハンガーのタイプをそろえてスッキリ魅せる!
出典:mamagirlLABO @milk868さん
こちらは@milk868さんの実例です。ハンガーのデザインをそろえているため、統一感があり、スッキリとした印象になっています。
・収納ボックスも統一すればよりスッキリ!
出典:収納ケースで家中どこもかしこもきっちり整理整頓! @sachi_homeさん
こちらは『無印良品』の収納ケース(下段)を使ったクローゼットの実例です。サイズや色などもそろえると、さらにスッキリまとまった印象になりますよ。
■子供がいるミニマリストのクローゼット収納実例
出典:@ k_ei_ie_kさん
たくさんの着替えが必要な小さな子供たちは、必要最小限の量も大人より多くなってしまうのは仕方のないこと。それでもスッキリと整理する工夫はできます。
@k_ei_ie_kさんは、子供の洋服用の収納ボックスにシールでラベリングをすることで、子供たちが自分でお片づけができるようにしています。小さなころから自分で片づけることに慣れておけば、大きくなってからもスッキリとした暮らしが自然にできそうですね。
■クローゼットがない場合のミニマリストの収納方法は?
出典:ハンガーラックは無印が素敵♡ニトリやイケアとの比較や組み立て方も @giraffescraftさん
一人暮らしの賃貸の部屋などはクローゼットや収納なしの部屋も多いですよね。しかし、多くの収納グッズを置かないのがミニマリスト。とはいえ何か服を置く定位置があると便利です。
必要最小限の収納グッズとしておすすめなのが、おしゃれなハンガーラック。洋服をかける場所としても、小物を置く場所としても活用できます。ハンガーを同じものでそろえると、統一感も出てさらにスッキリしますよ。
■無駄なモノをなくしてゆとりのある暮らしを手に入れよう
出典:photoAC
ミニマリストのクローゼット収納は、ワードローブの枚数を決めてそれ以上増やさないことが1番のコツです。家族が多ければ多いほどものを減らすのがなかなか難しいことかもしれませんが、クローゼットに余裕があれば、自分がどんなアイテムを持っているのかが一目瞭然。持ち物の量を減らすことで収納も掃除もしやすくなりますよ。スッキリとしたクローゼットを目指して、まずは何年も手を通していない洋服を処分するところから始めてみませんか?
(mamagirl)
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