日本でもおなじみの『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』が、来年をもって放送終了を迎えることが明らかになった。カーダシアン家の次女キムがSNSで突如発表しファンを驚かせたが、かねてからキム一家と親交のあるパリス・ヒルトンは「一家の偉業を誇りに思う」「友人が成功する姿を見届けるのは喜ばしいこと」とカーダシアン&ジェンナー一家の決断にエールを送った。

リアリティースターのキム・カーダシアンが米時間8日、自身のInstagramに長文を掲載。人気テレビ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』が来年、第20シーズンをもって放送が終了する旨を伝えた。この突然のニュースにネット上は騒然とし、ファンからは

「お願い、嘘だと言って!!」
「悪い冗談だよね?」
「これから何を生きがいにすればいいの?」

などと番組の続行を求めるコメントが多数書き込まれ、現在もキムのInstagramには21万件を超えるコメントが寄せられている。

アメリカで2007年10月に放送がスタートした『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』は主にコートニー、キム、クロエのカーダシアン3姉妹ケンダル&カイリーの異父姉妹、そして5人の娘達の母親兼マネージャーであるクリス・ジェンナーのドタバタな日常を追ったリアリティ番組だ。「私生活を切り売りする以外能がない」などと揶揄されながらも、5人の娘達の個性あふれるパーソナリティーや姉妹だからこその迫力満点の罵倒シーンが毎回話題を集め、いつのまにかアメリカのお茶の間の視聴者を釘付けにする人気番組へと成長した。

そんな『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』は今月17日からアメリカで第19シーズンがスタートするが、来年第20シーズンの放送終了とともに14年間の歴史に幕を閉じることになった。キムはInstagramを通じてプロデューサーやスタッフに長年の感謝の意を綴るとともに、

「良い時、悪い時、幸せ、そして涙。過去のロマンスやこれまでに誕生した私達の子供達―番組を通じて長年私達を見守ってくださった皆さんには、感謝の気持ちしかありません。私達は素晴らしい思い出と番組を通じて出会ったたくさんの人達のことを、これからもずっと大切にしていきます。」

と記している。

10年以上の長きにわたり、一家の日常を追い続けてきた『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』。なかには親戚になったような気分で5姉妹それぞれの成長を見守ってきた視聴者も多く、「一時代の終わりか…」「心に穴が空いたよう」と番組終了の知らせに感傷的になるファンも。しかしカーダシアン&ジェンナー家と長く親交のあるパリス・ヒルトンは、一家のこの一大決意を心からサポートしているようだ。

「20シーズンも続けてきたのだから、そろそろ四六時中カメラが回っている生活から普通の生活に戻りたい時期なのではないかしら。」
「(2003年~2007年に放送されたパリスのリアリティ番組)『シンプルライフ』の時、私はもうとにかく気持ちの区切りをつけたかったの。今後は自分のビジネスに集中したいってね。」

このように自身の経験と重ねたパリスは、「カーダシアン」「ジェンナー」の名を一大ブランドへと育てた一家について、次のように称賛するとともにエールを送った。

「あの一家には自分達で築いた一大ビジネスエンパイアがあるもの。今後はそっちに集中して、家族との時間を大切にしたいと思っているはずよ。」
「彼女達の偉業を私は心から誇りに思っているの。キムとは幼い頃からの知り合いだから、彼女が妹達や母親とエンパイアを築いたことは本当に感慨深いわ。」
「彼女達を愛しているし、友人が成功する姿を見届けるのは喜ばしいことよ。」

画像は『Kim Kardashian West 2020年9月8日付Instagram「To our amazing fans -」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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