現代アート作品に囲まれ緑も多く、東京の名店やショップが集まった近未来的な虎ノ門ヒルズ。東京散歩にふらっと立ち寄ってみると、ビジネスタワーの1階に白銀に輝くお菓子屋さんがありました。銀座、大阪に続いてオープンした「HONMIDO(本実堂/ホンミドウ)」です。繊細なお菓子が並ぶ中、他店にはない注目の限定スイーツがあったのでさっそく紹介します!

銀座生まれの「HONMIDO(本実堂)」第3号店
仙台銘菓「萩の月」で知られる菓匠三全が展開する新スイーツブランド「HONMIDO(本実堂)」。GINZA SIX(ギンザシックス)から生まれて、大阪心斎橋に続き、2020年6月に虎ノ門に第3号店がオープンしました。


厳選された「和」の素材に「洋」のエッセンスを加えて、和菓子や洋菓子のジャンルを超えて、世界中のお客様から愛される日本ならではのお菓子を、との願いを込めています。


エントランスから入ってすぐの場所にあり、全面ガラス張りで高級感ある佇まいをしています。


店内のショーケースには、ラングドシャに淡雪を挟んだ「本実堂サンド」、みたらしソースをライスミルクのプリンで包んだ「みたらしパンケーキ」、「アーモンドパイ」「シナモンパイ」といった、銀座や心斎橋にもある定番のお菓子が並んでいます。


ほかにも、新商品「マンゴーソルベ」「ユズソルベ」や、


期間限定「萩の月」も販売されていました(なくなり次第終了)。こちらの銘菓に郷土を思い起こす方も多いことでしょう。
満月みたい!虎ノ門ヒルズ限定スイーツ!
その中で注目のスイーツがこちら。虎ノ門ヒルズ店限定の「本実堂ソフトクリーム」と「虎ノ門パフェ」です。


本実堂ソフトは「濃厚バニラ」(450円・税込)「深煎りきな粉」(450円・税込)・「ミックス」(460円・税込)の3種類(コーンorカップ)。そして「虎ノ門パフェ」(570円・税込)です。

ソフトも気になりつつ「虎ノ門パフェ」をいただきました。お店の方が丁寧に作ってくださる間、シルバーに輝く店内でリッチな気分で待ちました。


カップに入った「虎ノ門パフェ」。小ぶりでありながら、ソフトクリームに、わらび餅きな粉クッキーが添えてあり豪華です。その姿は雪山に浮かぶ満月のよう。


ソフトは真っ白な濃厚バニラと、淡い黄色の深煎りきな粉ミックスです。練乳が隠し味の濃厚バニラには濃縮したミルクの甘みを感じ、深煎りきな粉はほんのりきな粉の風味があります。両方ともなめらかで、少し溶けた部分はさらにミルキーに。


深入りきな粉クッキーは、きな粉をそのまま押し固めているようにギュッと密で、食べてみると口の中でホロホロっと溶けてゆきます。ホロホロですが、ソフトクリームが染み込んでも崩れずしっかり形をとどめて、あわてずゆっくり味わうことができます。

弾力があるわらび餅には黒蜜きな粉がかけてあり、和風感をぐっと押し出しています。洋風で優しい味わいのソフトクリームですが、きな粉クッキーと一緒に食べたり、わらび餅の黒蜜きな粉と混じりあうことで和の深みがでて、和と洋の中で、きな粉の変化を楽しめる逸品です。


ちなみに、きな粉クッキーはギンザシックス店限定販売のお菓子とのこと。現在、お店オープン記念として、定番の「本実堂サンド(きな粉)」と「きな粉クッキー」の詰め合わせが数量限定で販売されています。虎ノ門店で銀座限定を味わえるのもうれしいですね。
虎ノ門ヒルズのエントランスでいただけます
店内にはイートインスペースはありませんが、お店を出てすぐのエントランスには、テーブル席もたくさんあり広々としているので、そちらでゆっくりといただけます。


黄金萩の月が現代に生みだした和と洋の合わさった「HONMIDO(本実堂)」のお菓子。虎ノ門で、白銀の月のように輝くソフトクリームとパフェを味わって、これを機に他店舗で限定を巡ってみるのも良いですね。
HONMIDO(本実堂)虎ノ門ヒルズ
住所東京都港区虎ノ門1−17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー1F
電話:03-3503-3101
営業時間:10:30〜19:30(月〜金)、11:00〜19:00(土日祝)
新型コロナウイルス対策のため、現在11:00〜19:00
交通東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」・日比谷線虎ノ門ヒルズ駅」から徒歩約3分(地下直結)
https://honmido.com/

[all photos by kurisencho]

HONMIDO虎ノ門ヒルズ店限定 虎ノ門パフェ