左SBの争いでメンディの後塵を拝したマルセロ、移籍を模索と現地報道

 スペインの強豪レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロは、新シーズンでもフランス代表DFフェルランド・メンディがレギュラーと見込まれるなかでも、移籍には大きなハードルがあるという。スペイン紙「AS」が報じている。

 マルセロは昨季に加入したメンディとのレギュラー争いでは後塵を拝した。25歳のメンディに対して32歳のマルセロという年齢もあり、マルセロが移籍を模索しているとの報道もあった。

 一方で、レアルの左サイドタッグを組んだポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのいるイタリアセリエA王者ユベントスと強豪インテルの両クラブは、マルセロの獲得調査を行ったが、年俸800万ユーロ(約10億円)という条件の時点ですでに断念したという。

 資金力の部分でもイタリアではトップクラスの両クラブが獲得を断念しているだけに、セリエAの他クラブではまず手が出ないだろう。「AS」紙は、「この高額年俸がすべてをブロックしている」としているが、出場機会を得るための移籍を模索した時の解決策は見つかるのだろうか。
Football ZONE web編集部)

【写真:Getty Images】