未来に起こる災厄を予言し、読むたびに寿命が100日縮むという恐怖新聞が届くようになった、女子大生・詩弦(白石聖)の死と隣り合わせの悪夢を描く新感覚ホラードラマ、オトナの土ドラ「恐怖新聞」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。

【写真を見る】白石聖を後ろから抱きしめる佐藤大樹

9月19日(土)放送の第4話を前に、第3話(9月12日放送)の詩弦(白石聖)にまつわる印象的なシーンを振り返っていく。

■ 死傷事件の後…

第3話は、詩弦と幼なじみで同じ大学に通う桃香(片山友希)との友情が壊れる兆しから始まる。

不倫の末の死傷事件を目撃し、警察署での取り調べが終わった桃香と勇介(佐藤大樹)。恐怖から震えが止まらない桃香は、勇介の服の裾をつかんで嗚咽を漏らす。

だが、詩弦が取調室から出てきた途端、勇介はその手を払って詩弦の元へ。勇介に肩を抱かれて歩く詩弦の背中をじっと見ている桃香…その目には不穏な空気が。

その後、自宅マンションに戻った詩弦。ベッドに横になるも思い出すのは、死に際の父・蔵之介(横田栄司)の言葉や、父の死後に母・歌子(黒木瞳)が放った言葉、リフレインする「おまえのせいだ」に嫌な汗をかき、うなされて、眠れない夜を過ごす。

そんな詩弦を癒やす勇介は、詩弦に内緒で実家を訪れ、歌子に「詩弦をちゃんと見て欲しい」と訴える。

場面が変わり大学では、桃香が友人らと楽しげに話しながら教室に現れるが、詩弦が声をかけた途端、苦々しい顔に。

2人で話すも、詩弦は桃香から「詩弦のせい…詩弦が私の人生をめちゃくちゃにした!」と責め立てられる。すると、桃香の言葉に落ち込む詩弦を、またもや勇介が癒やす。

そして、詩弦はアルバイトの配達を終えて自転車に乗ろうとすると、風が吹き、足に恐怖新聞が絡みつく。

一瞬動揺するもカウンセラーから「恐怖新聞に関わらないことが大切」と助言を受けていた詩弦は、それを丸めてゴミ箱へ。

その後、公衆トイレに寄る詩弦。手を洗い、鏡を見ると1本の白髪が。冬夜(猪野学)が言った“寿命を吸い取る新聞”を思い出す。

ほどなく、照明が明滅し、カサカサと音がする。振り向いて個室に声をかけるも誰もいない。すると、個室の戸がゆっくり奥へと開く。目に入ってきたのは棚に置かれたトイレットペーパーで、風のせいかと思った瞬間、さらに戸が開き、壁に恐怖新聞が出現。

トイレを飛び出し、逃げるように自転車をこぐ詩弦。道の先に停車中のトラックが見えると、突然、顔面に新聞が飛んでくる。慌てて手で剥がすも、バランスを崩して自転車ごと滑り込むようにトラックの下へ。起きあがり、自転車を引き出すと、後輪に恐怖新聞が。

自宅マンションに戻るも何度も襲って来る新聞の恐怖から「助けて、神様」と祈っていると、ガチャリと玄関ドアが解錠する。ゆっくりとドアが開くのを見た詩弦は、部屋の隅にうずくまって、耳を塞ぐ。震えるその肩に手が伸びて、肩をつかまれ絶叫する詩弦。

しかし、それは歌子だった。安堵から詩弦は歌子に抱きつき、泣きながら事情を話すと、歌子は恐怖新聞の存在を信じることに。

すると、突然ベランダの窓ガラスに何かがぶつかる音が。見に行くと恐怖新聞が貼り付いている。

その後、予言された児童虐待死事件を防ぐべく、詩弦と歌子は刑事の篠崎(駿河太郎)に協力を求め、動いていく。(ザテレビジョン

「恐怖新聞」第3話を振り返り