株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、20~59歳の全国の女性、2,146名に、コロナ状況下の今年4月以降の生活や健康面についてアンケートを行いました。コロナ禍のステイホームで、女性の家事のなかで、最も増えたのは「料理」が最多で4割ですが、毎食料理をしている女性は2割にとどまること、多くの女性が健康に留意し、健康食品サプリメントを取り入れていることがわかりました。(実施期間:1次調査2020年8月24日8月31日、2次調査9月1日~21日 調査方法:インターネットによるアンケート調査 ※2次調査は、健康食品を摂取している女性 876名への調査)


2020年9月15日

健康のためにしていること、「運動」よりも「食事関連」が多数。
コロナ状況、「健康に気をつけるようになった」女性7割 
毎食料理をする女性2割、健康食品を摂取している女性6割


【調査トピックス】
1.「健康に気をつけるようになった」女性は7割。
日常生活で気をつけていること、「できるだけマスクを着用する」、「手洗いをする」、「人混みを避ける」の順。

2.健康のためにしていること、「運動」よりも「食事関連」。
「外食を控える」、「健康的な食品の摂取」、「サプリメント類の摂取」が上位。
行っている運動は、「ウォーキング」、「筋肉トレーニング」の順。

3.毎日3食料理している「女性は、約2割。
毎日、2食以上料理する女性、約5割。料理回数1か月に1回未満の女性、8.2%。

4.健康食品サプリメント、摂取している女性は、約6割。
摂取しているサプリメント、「ビタミンC」、「マルチビタミン」、「鉄分」の順で、美容目的のサプリメントの摂取が上位。

5.健康食品サプリメント、摂取する理由、「手軽に必要な栄養を摂りたい」、「美容やダイエットのため」が4割強。


【調査結果】
1、健康に気をつけるようになった女性は7割。
今年4月以降、今年3月までと比較して、自分の健康管理について「とても気をつけるようになった」25.9%と「まあまあ気をつけるようになった」44.1%と合わせると、7割の女性が、健康に気をつけるようになったと答えています。また、「日常生活のなかで気をつけていること」では、「できるだけマスクを着用する」78.5%、「手洗いをする」73.7%、続いて「人混みを避ける」66.0%、「手指の消毒をする」64.0%、「密の状態を避ける」63.7%と、多くの注意事項に気をつけていることがわかりました。ほとんどの項目で、若年層よりも高齢層の方が、「気をつけている」割合が高いことがわかります。また、「外出を控える」52.2%と、約半数の女性が外出の自粛をしていることもわかりました。


2、健康のためにしていること、「運動」よりも「食事関連」が多数派。
健康に「とても気をつけるようになった」「まあまあ、気をつけるようになった」「変わらない」と答えた女性、2,120名に、「健康のためにしていること」を聞きました。「ストレスを溜めない」19.7%を除くと、「外食を控える」31.0%、「健康的な食品の摂取」17.5%、「サプリメントの摂取」15.3%と食事に関することが上位を占めました。運動では、「ウォーキング」15.0%、「筋肉トレーニング」11.7%以外はすべて1割に満たない結果となりました。年齢別にみると、食事に関する項目は、年齢による差がほとんどないのですが、「ウォーキング」以外の運動はすべて、若年層の実施率が高く、年齢を重ねるほど実施率が低い傾向が見られます。


3.毎食料理している女性は、約2割。
当社が2020年4月30日から5月7日に行った調査では、コロナ禍のもと、増えた家事の1位は「料理」で、4割を超える女性が増えたと答えています。(全国20歳~59歳の女性2,023名:インターネット調査)今回の調査で、876名の女性に、料理の頻度を聞いたところ、毎日3食料理をしているという女性は約2割にとどまりました。20代後半から30代後半の女性が、3食料理をしている割合が多く、50代になると、毎食の料理の割合が減る傾向があり、子どものために毎食料理をしていることが影響していると考えられます。また、料理の回数が1か月に1回以下の女性は、全体で8.2%。24歳以下の女性では12.7%と1割を超える女性が、1か月に1回以下の料理回数で、社会人になっている25歳~29歳の女性でも、8%の女性が、料理回数は1か月に1回以下だと答えています。
※尚、4月に行った調査も今回の調査も、インターネット上で無作為に選んだ女性に対して調査をしていますので、調査対象は異なります。


4、健康食品、摂取している女性は6割。
健康食品サプリメントの摂取率を見てみると、日常的に摂取しているのは高齢層女性が多く、若年層女性は、時々摂取している層が多い傾向が見られます。具体的に摂取しているサプリメント名を聞くと、若年層女性が多くのサプリメントを摂取しており、高齢層女性が少ない傾向にあります。摂取しているサプリメントは、全体では、「ビタミンC」「マルチビタミン」「鉄分」が上位3種。続くコラーゲンや乳酸菌なども含めて健康目的よりも美容目的のサプリメントが多く摂取されている傾向が見られます。若年層の摂取が多く、高齢層が少ないものとしては、「ダイエットシェイク」、「プロポリス」、「鉄分」が挙げられ、逆に高齢層の摂取に比べて若年層の摂取が少ないものとしては、「コラーゲン」「乳酸菌」が挙げられます。また、年齢による摂取の差がほとんど見られないのは、「ミネラル」「カルシウム」「青汁」です。最近は多くのサプリメントが販売されているため、認知度が低いサプリメントもあります。それぞれの女性に必要な情報を届けることが大切だと考えます。


5.健康食品サプリメントを摂取する理由、「手軽に必要な栄養を摂りたい」「美容やダイエットのため」が4割強。
健康食品サプリメントを摂取する目的を聞きました。「手軽に必要な栄養を摂りたいから」42.8%、「美容やダイエットのため」40.8%と、「健康に不安を感じるから」36.9%と深刻な健康不安よりも手軽な健康志向や、美容目的の方が上回ることがわかりました。特に若年層では、「美容やダイエットのため」に摂取しているのが、摂取理由の1位となっています。

【全体を通した考察】
日常生活において、マスクの着用や手洗いなど、多くのことに留意しなければならない生活が多くの女性に定着しています。コロナ禍も半年を過ぎましたが、この半年で、健康に関する意識が変化しているだろうという仮説のもとに、今回の調査を行いました。4月に行った調査で、コロナ禍で増えた家事として「料理」が第1位であったことから、料理頻度はもっと多いのではないかと予想していましたが、当社の予想よりは、女性の料理頻度は多くないことがわかり、ある程度、調理されたものをテイクアウトしたり、賢く手抜きをしているのではないかという想像がつきます。健康に留意する方法としては、食事、運動ですが、多くの女性にとっては、運動よりも食事に気をつけているようです。料理では摂りづらい栄養素健康食品から摂取していたり、料理よりも安上がりだからと、賢く健康食品を取り入れている女性も予想よりも多い結果でした。また、多くの健康食品が市場にあふれていますが、女性が多く摂取しているものは、健康目的よりも美容目的の意味合いが大きいものが多い結果でした。美容は健康があってこそ、成り立つものです。健康と美容がどう結びついているのか、より理解しやすい情報発信を行い、コロナ禍のもとでも多くの女性が、健康で美しい毎日を送っていただけるように努力していきたいと考えます。

配信元企業:株式会社ナリス化粧品

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