アーセナルがディジョンに所属しているアイスランド代表GKルナル・アレックス・ルナルソンの獲得に迫っているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が16日に報じている。

 現在、アーセナルの正GKはドイツ代表のベルント・レノが務めている。昨季まではアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスがレノのバックアッパーとなっており、レノが負傷離脱したシーズン終盤には安定感のあるパフォーマンスを見せた。FAカップ決勝戦のチェルシー戦にも出場しており、タイトル獲得に大きく貢献していた。

 しかし、マルティネスは16日にアストン・ヴィラへの移籍が決定した。この状況を受け、アーセナルは至急セカンドGKの確保に動いている。ブレントフォードに所属しているスペイン人GKダヴィド・ラジャなどの選手も候補としてリストアップされていたものの、どうやらルナルソンの獲得でまとまった模様だ。19日に開催されるプレミアリーグ第2節ウェストハム戦のメンバー入りに間に合わせるには18日の昼までに登録を済ませる必要があるため、正式発表は近いと報じられている。

 現在25歳のルナルソンは2018-19シーズンからディジョンでプレーしている。同シーズンはリーグ・アンで25試合に出場し、2019-20シーズンは公式戦通算14試合でゴールマウスを守った。

アーセナル加入に近づいているルナルソン [写真]=Icon Sport via Getty Images