バイエルンは18日、ブンデスリーガ開幕戦でシャルケをホームに迎え、8-0で圧勝した。

昨季ブンデスリーガ8連覇を達成し、チャンピオンズリーグ制覇を果たしたバイエルンの新シーズン初戦。そのバイエルンはチアゴがリバプールに移籍した中、新戦力のFWサネが先発となった。

新戦力のパシエンシアがスタメンとなった昨季12位のシャルケに対し、バイエルンは[4-3-3]を採用。3トップに右からニャブリ、レヴァンドフスキ、サネと並べ、トップ下にミュラーが入った。

そのバイエルンは開始1分、パシエンシアにGKノイアー強襲のシュートを打たれた中、4分に先制する。キミッヒのロングフィードに抜け出したニャブリがDFのマークを外し、ペナルティアーク中央から左足を一閃。シュートがゴール左に決まった。

あっさりと先制に成功したバイエルンは、19分に加点する。ニャブリの右クロスをミュラーが収めて後方に落とし、ゴレツカがダイレクトでゴール左へグラウンダーのシュートを蹴り込んだ。

さらに30分、レヴァンドフスキがボックス内でカバクに倒されてPKを獲得すると、レヴァンドフスキ自ら決めて3-0とした。

バイエルンが圧倒して前半を終えて迎えた後半、開始2分に4点目を挙げる。サネがディフェンスライン裏を突いてルーズとなったボールをニャブリが拾ってゴールへ流し込んだ。

止まらないバイエルンは59分、サネがディフェンスライン裏を取ってDFを引き付けラストパス。並走していたニャブリが確実にゴールへ流し込み、5-0とした。

ニャブリがハットトリックとした容赦ないバイエルンは69分、ボックス右に流れたレヴァンドフスキのラボーナによるクロスからミュラーがボレーで決めて6-0。

そして2分後にはサネにデビュー弾が生まれる。キミッヒのロングスルーパスに抜け出し、GKとの一対一を制した。

81分には17歳イングランド人FWミュージアラにもトップチーム初ゴールが生まれ、バイエルンが8発圧勝。王者が圧巻のスタートを切っている。

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